データ構造とアルゴリズムT・U
ここは,理工学部情報学科2年の講義「データ構造とアルゴリズムT・U」の講義の情報や講義資料などを提供するサイトです.
アルゴリズム(algorithm)とは ・・・ なんらかの問題を解くための手順のことで,日本語では「算法」と訳されることもある.1つの問題を解くアルゴリズムは何通りも考えられるが,その中でどのようなアルゴリズムが優れているのかを議論するのが,本講義の目的の1つである.
なお,この講義で学ぶのは,あくまでもコンピュータが問題を解くためのアルゴリズムであるということを忘れてはならない.どんなにアイデアが複雑なアルゴリズムに基づいていたとしても,コンピュータはアルゴリズム通りに答えを求める.従って,アルゴリズムの優劣を見るときは「理解しやすい」ことは全く重要ではない.ただ単に「早く答えを求める」ということが重要となる. |
目次
このサイトの更新情報 (講義資料,宿題,レポート課題のアップロード以外)
- 第1回講義小テスト問1の採点結果を採点結果の欄に掲載しました.なお,第1回講義小テスト問1の不合格者には追加の課題があります.最新情報の欄を確認してください.
- この欄には,このホームページの更新内容のうち特に留意すべきものについて掲示します.
この講義に関する最新情報
- 第1回レポート課題を出題しました.1次締切は,それぞれのクラスで10月27日(月)の授業開始時です.レポート提出前には,提出時の注意事項を1通り読んでください.なお,後日2次締切も設定しますが,1次締切で提出されていなければ大幅な減点をしますので,必ず1次締切で提出するように.
- 第1回小テスト問1不合格者(欠席者含む)に追加の小レポートを課します.提出締め切りは,10月27日(月)午後6時とします.問題(第4回講義小レポート課題)を演習問題・レポートの欄からダウンロードして提出してください.
※ 授業終了後も当日中なら提出を受け付けます.
- 第3回講義のプログラムRBTList3.javaにバグを発見したため,修正版に置き換えました.
- 特別なレポートの提出締切などは,原則として授業中に指示しますが,この欄にも掲示します.
学習・教育目標および到達目標 (2008年度後期 データ構造とアルゴリズムU)
- 学習・教育目標(D3)に主体的に関与
学習・教育目標(D3): プログラミングに関する基礎知識を修得し、この知識を情報システムまたは情報メディアの開発において適切に応用できること.
- 到達目標
- 2分探索木への基本操作の手順をマスターする.また、平衡2分探索木の性質を理解する.
- 最短経路問題の定義、Dijkstraのアルゴリズムの手順を理解する.
- 最大フロー問題の定義、Ford-Fulkersonのアルゴリズムの手順を理解する.
- 再帰法、分割統治法、動的計画法、グリーディ法、分枝限定法を理解し、各設計法による代表的なアルゴリズムを知る.
- 近似アルゴリズムの定義を理解し、ナップサック問題、巡回セールスパーソン問題に対する2-近似アルゴリズムについて理解する.
講義時間割 (2008年度後期 データ構造とアルゴリズムU)
- 月曜2限目(@17-403):情報学科2年 hクラス (07-1-037-0001〜0160)
- 月曜4限目(@17-404):情報学科2年 iクラス (07-1-037-0161〜終りまで,その他)
* 3年以上の学生,他学科履修の学生は,どちらのクラスで受講しても構いません.ただし,他学科履修の学生は,必ず直接申し出て許可を得ること.申し出がなければ,履修登録があっても評価の対象としません.また,他学科履修での「データ構造とアルゴリズムU」の受講は,「データ構造とアルゴリズムT」の単位を修得済みであることを条件とします.
* 本講義はJavaプログラミングについてある程度の内容を理解していることを前提に進めます.ただし, 情報学科1年開講の「情報実習II」の単位を修得できてていなくても受講できます.他学科履修の場合は,Javaプログラミングについて全く理解していない場合は受講を認めません.
* 理由によっては指定時間以外の受講を認めることもあります.守屋の指示により他クラスで受講してもらう場合もあります.
定期試験について(2008年後期 データ構造とアルゴリズムII)
この講義を受講するための参考情報
- Javaプログラムの実行方法に関する質問は,原則として受け付けません.
ただし,以下のいずれかの条件を満たす場合,「データ構造とアルゴリズムT」の最初のレポート提出日まではJavaプログラム実行方法に関する質問を受け付けます.
- 情報学科以外の学生
- 本年度の情報学科への編入・転学部・転学科の学生
- 評価方法について
- FAQ
- レポート提出に関する注意事項
- 2008年度「データ構造とアルゴリズムI・II」の定期試験について
- 2007年度「データ構造とアルゴリズムI・II」の定期試験について
- 2006年度「データ構造とアルゴリズムI・II」の定期試験について
講義資料 (2008年度後期 データ構造とアルゴリズムU)
各回講義のプロジェクタ表示資料は,以下よりダウンロードできます.講義資料がダウンロードできるようになるのは,授業実施後です.第1回講義資料を除き,授業後1ヶ月が経過した時点,または関連するレポート課題の2次提出締切後に,特に断りなくリンクを削除します.
※ ppt版の方は,Windowsでダウンロードファイルをダブルクリックして解凍してください.
※ ダウンロードファイルはあくまでも復習用です.講義前に閲覧することを想定したものではありません.
演習問題・レポート (2008年度前期 データ構造とアルゴリズムU)
- 演習問題で使用するプログラムは,授業実施後にpdfファイルで参照できるようになります.(Windows用とLinux用の区別はありません.)
- レポート課題で使用するプログラムは,授業中に課題を出題した後にプログラムをそのまま(pdfファイルでない状態で)ダウンロードできるようになります.
- 演習問題およびレポート課題のJavaプログラム実行条件として,以下に注意してください.
- 一部のプログラムでは,Java 2 SE 5.0以降のみで提供されている機能を利用しています.古いバージョンのJava環境ではコンパイルエラーとなります.
- プログラムのバグ,質問等は守屋の下記アドレスまで知らせてください.なお,原則として,片方のクラスの1次締切日以降は,バグに対する対応はしません.
小テスト・レポート 採点結果
質問等は,へ
※ 質問内容によっては,回答に時間がかかる場合があります.
※ メールには,必ず名前とどの科目に関する質問なのかを明記してください.
これらが明記されていないメールには,一切返信をしません.