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【三重】

外国人に看護職の道を 県が進学ガイダンス

2008年10月27日

看護職を目指して集まった外国籍の人たち=津市のアスト津で

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 日本に定住する外国人が看護職に就ける道を開こうと、県が主催する「外国人生徒を対象とした看護学校進学ガイダンス」が26日、津市のアスト津で開かれた。

 ブラジル、ボリビア国籍などの中学生から大人まで14人が参加した。

 県看護学校校長会の旭晋(のぼる)会長が「看護師が足りない現状。外国語ができる皆さんが日本語を習得して看護師になれば非常に心強い」とあいさつ。看護学校の担当者らが、入試科目やカリキュラムについて説明した。

 県は、看護系の学校に進む外国人生徒を対象に来年度から始める方針の奨学金制度を紹介。「勉強は大変だと思うが、ぜひ母国との橋渡し役になってほしい」と呼び掛けた。

 滋賀県東近江市から参加した日系ペルー人3世のクィスペ・ミドリさん(21)は「医療の仕事にずっと興味がある。入試は難しそうだけど、問題集を探して勉強したい」と話していた。

 (木下大資)

 

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