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【麻生アキバ演説詳報】(1)「お礼かたがた秋葉原に来た」(26日午後) (1/3ページ)
麻生太郎首相は26日、オタクの聖地と呼ばれる東京・秋葉原で首相就任後初の街頭演説を行った。「オレたちの太郎」とオタクたちに絶大な人気ほこる麻生首相が力説する日本の底力は、若者に勇気を与えるのか。「世界が見習う国になろう」と若者に呼びかける首相の演説の詳細は以下のとおり。
【最初の演説はアキバから】
こんばんは。麻生太郎です。今から2年前になりますが、2年前まったく同じこの秋葉原で、自由民主党の総裁選挙、あの当時は安倍晋三候補、谷垣禎一候補、そして麻生の3人の候補で、この秋葉原で総裁選挙の街頭遊説をさせていただきました。あのとき、なんだかしりませんが、麻生太郎、アキバではえらく受けた。おかげさまで、あれがブレークして、多くの方々にご支援をいただきましたが、残念ながらとどきませんでした。
そして、今回、私にとりましては再びより、3回目、4回目の挑戦をさせていただいて、結果としてこのたび、自由民主党総裁にならさせていただき、今回はそのお礼もかねてここには、自由民主党総裁として、そして皆さん方から応援してもらったおかげさまをもって内閣総理大臣にもしていただきましたので、御礼かたがた秋葉原にこようと思って、今日はやってきました。自由民主党が、いろんなところで、街頭演説会というのをさせていただいていますが、少なくとも自由民主党が、麻生自由民主党総裁になってから、初めての街頭遊説はまず秋葉原からはじめねばいかん、そう思ってきょうはこの秋葉原にやってきました。
【中小零細企業を救う】
大勢のかたがたにお集まりいただいて、ものすごくうれしく、心から感謝を申し上げます。やっぱり、今秋葉原のなかで、いろいろな話がでてくるかと思いますが、やっぱり今、日本という国を見たときに、なんとなく暗い。秋葉原にくるとそうでもないが、やっぱり日本は暗いんだと思います。さきほど、皆さんと一緒に黙とうさせていただきましたけれど、あの痛ましい事件というのもやっぱり、世の中を暗くさせた話のひとつだと思っています。そういった意味ではやっぱり、世の中を明るくしないと、なんとなく、気分が今ひとつのってこないんだと思っています。