2008年10月26日 23時45分更新
子どもたちに自然や土に親しみながら収穫の喜びを感じてもらおうと26日、総社市で小学生の親子などが、サツマイモの収穫を体験しました。
このサツマイモの収穫体験は子育て中の親子に交流の場を提供している総社市のNPO法人が行ったものです。
26日は地元の保育園児や小学生の親子のほか、中学や高校、それに大学生のボランティアなどおよそ90人集まり、地域で農業を営む人たちで作る農業後継者クラブの畑でサツマイモを収穫しました。サツマイモはことし6月に植え付けたもので、大きさは小指ほどのものから子どもの顔くらいあるものまでさまざまです。
子どもたちは手で土を掘り、大きく育ったサツマイモを見つけると、歓声を上げながら収穫していました。
農家の人によりますと、サツマイモは収穫してすぐに食べるのではなく風通しの良い所で3週間程度寝かせるとデンプンが糖分に変わって甘くなりよりいっそう美味しく食べられるということです。
参加した子どもの1人は「大きいサツマイモがとれて楽しかったです。お母さんに焼き芋にしてもらいます」と話していました。