2008年10月26日 23時45分更新
学生たちが作ったロボットの技術やアイデアを競う「全国高等専門学校ロボットコンテスト」の中国地区大会が26日、岡山県津山市で開かれました。
この大会は、高等専門学校連合会などが毎年、開いているもので、中国地方の5つの県の8つの高等専門学校・高専から2チームずつが出場しました。
ことしは、「生命大進化」をテーマに、4本以上の足でスタートしたロボットが、競技中に2本足で歩いて独自のパフォーマンスを披露し、10メートル先のゴールに入るまでのタイムなどを競いました。
このうち、津山工業高専のチームは人型になったロボットに器械体操の鉄棒の演技をさせるのが特徴で、工夫を凝らしたロボットの巧みな動きに訪れた人たちは歓声を上げて演技の様子を見ていました。
競技はトーナメント方式で行われ、猿回しをテーマにした徳山工業高専のチームが優勝しました。
また、アイデアが優れていると評価された津山工業高専と松江工業高専とのあわせて3チームが来月、東京で開かれる全国大会に出場することになりました。
NHKはこの中国地区大会の模様を来月16日の午後1時5分から総合テレビで放送する予定です。