岡山放送局

2008年10月26日 23時45分更新

JRで鉄橋からボルト落下

高梁市のJR伯備線で26日、線路の鉄橋から重さおよそ600グラムの鉄製のボルトが落下しているのが見つかり、JR岡山支社が原因を調べています。
26日午前7時45分ごろ、高梁市川面町でJR伯備線の鉄橋の下の道路に鉄製のボルトが落ちていると通りかかった人から連絡がありました。
JRが調べたところ、落ちたボルトはレールをつなぐ板を固定するためのもので、長さがおよそ15センチ、重さがおよそ600グラムあり、2つに割れていました。JR岡山支社によりますと、ボルトは12年前に取り替えられたものとみられ、今月14日に係員が線路を点検したときには異状は見つからなかったということです。JRでは、今月8日に里庄町の山陽本線で、線路が通る橋の下の道路にボルトが落下しているのが見つかっており、全線でボルトの確認を行っていました。
JRでは、原因を調べるとともに落下を防ぐために線路の下に板を張ったり、ネットを設置したりする対策をとることを検討しています。