岡山放送局

2008年10月26日 23時45分更新

石井正弘氏が4回目の当選

任期満了に伴う岡山県知事選挙は26日、投票が行われ、無所属で現職の石井正弘氏が4回目の当選を果たしました。

岡山県知事選挙の開票結果です。石井正弘、無所属・現、当選、
36万8095票。
住宅正人、無所属・新、
31万0677票。
投票率は43点78パーセントで前回4年前より5点79ポイント高くなりました。

石井氏が新人の住宅氏を抑えて4回目の当選を果たしました。
石井氏は岡山市出身で62歳。
旧建設省の大臣官房審議官などを経て、平成8年の知事選挙で初当選しました。

今回の選挙で石井氏は、前回の選挙で推薦を受けた自民党や民主党などが多選などを理由に推薦を見送る中、3期12年の県政運営の実績を強調するとともに、県の財政は危機的な状況にあるとして、建て直しに向けて行財政改革の総仕上げに取り組む考えを訴えました。

その結果、石井氏は、自民党や公明党の支持層の多くから支持を得るとともに、いわゆる無党派層からも一定の支持を集めました。