最終更新: 2008/10/27 00:38

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麻生首相、東京・秋葉原で街頭演説 民主党は幹部夫人らが東京・巣鴨でお茶会

世界的な金融不安が続く中、衆議院の解散総選挙について、与野党からさまざまな議論が出ている。こうした中、麻生首相と民主党幹部夫人らが、支持獲得のため、それぞれ活動を繰り広げた。
25日、北京から戻ったばかりの麻生首相は、人気の「発信源」秋葉原に登場し、多くの若者に囲まれて街頭演説を行った。
麻生首相は午後4時半すぎ、「麻生自由民主党総裁になってから、初めてやる街頭遊説は、まず秋葉原から始めにゃいかんと。外交とか経済、これは麻生太郎が最も今、政治家の中では使えると、おれ自身はそう思ってるんだけどね」と述べた。
一方、「女性の支持が低い」という調査結果が出ている民主党は、26日は女性層の支持を獲得しようと、鳩山幹事長や菅代表代行の夫人、女性議員たちが集まって、東京・巣鴨でお茶会を行った。
菅 伸子夫人は「あの人(麻生首相)の行くところ、あの辺しかどこにもないんじゃない? いやそんなことない、銀座と秋葉原だけなのかな、あはは」と話した。
また、若者に人気の麻生首相への対抗策か、民主党は、3日前に携帯サイトを大幅リニューアルした。
若者を意識しているもようで、TOPページをクリックすると、ゲームができるようになっているなど、政党のサイトということを忘れてしまいそうな作りとなっている。
ほかにも、小沢代表の壁紙や、自分の顔を選挙用ポスターにできるなどの遊びが盛り込まれている。
街の若者からは「1つの工夫としては、いいんじゃないですかね」、「正直言うと、つまらないですよ」といった声が聞かれた。
10月30日には、麻生首相自らが追加の経済対策を発表するとみられるが、ある自民党幹部は、「この際に、解散総選挙についても何らかの言及をするのでは」と指摘している。

(10/26 17:41)


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