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W3Cは本当に偉いのか

先日某先輩とお話させていただいてたときに、というか昼ごはん食べてたときにですが
「W3Cに準拠する意味ってなんなの?」
というような話になって、ふとコトバに詰まってしまった今日この頃。

それ以来頭の片隅でちょくちょくと考えているんだけど、うまく説明できない。
悩みに悩んで出てきたのは、ちょっと傲慢な答えかもしれないけれど、
同じように悩んでる人が居たらこういう考え方もあるんだと言うことを心にそっとしまって下さい。

クリエイターなんていうのは所詮最下流工程で、発注→受注の流れを考えれば
クライアントの依頼を100%は確実にこなさなければいけないし、発注側からすれば受注側のことなんて知ったことじゃないし、逆もまた然り。

つまりお互いがわがままで自分勝手だと言うことを理解することからはじめなければいけない。

で、サイトって言うのは目に見えるけど形のないもの。それでも創りあげていく仕事には変わりなくて、職人みたいなもんだと思ってる。
「中身とかどっちでもいいから、すぐ作って、すぐだして。」
なんていう要望もありますが、あまり従いたくないものです。

「ぶっちゃけ、スライスツールで切った奴でもいいのよ」

といわれたときに、自分たちの存在意義ってものが見出せなくなったというか。
それなら俺ら要らないじゃん。って話じゃないっすか。
デザイナーがデザイン作って、それをHTMLで保存したらそれが出来るわけで。何のためにこれをやってるのだろうと少しわからなくなってしまって。

「W3Cに準拠する意味ってお客さんには見えにくいよね、制作者の自己満足だよね」

と言われ。んじゃコーディングガイドラインとかも無視しても良いわけで。エンドユーザーなんか基本1個のブラウザでしかみないんだから、ちょっとのずれくらいでガタガタいうなとか思うわけで。
制作している側のエゴなのはわかってるけど、ある基準や方針があるのなら、それに従うべきだし、それが暗黙の了解なんじゃないのかと。

というかもっと制作者はエゴを出してもいいと思うんだよ。わがままで自己満足でイインダヨ!
自分で満足出来ないようなサイト造っても面白くないもん。満足してください。満足させてくださいってわけ。
仕事を選ぶほど偉くはないけれど、スライスツールでいいよっていうくらいなら、自分たちでやってくださいって感じだと思う。これは率直に。

もっともっと職人気質でやりたいと思う。一個のサイト、ページに誠心誠意を込めて。
どんなに調整したとしても早くしなきゃいけないときもあるし、1ヶ月しかないキャンペーンみたいなサイトにそこまでする必要あるのかってのもあるんだけど、そこは臨機応変に判断するべき。ペら1のキャンペーンページにひたすらってのも難しいしね。内容な規模にもよるけど。
でもその1つ1つを大切にしたい。

ただこなして作るだけ、ってのは心がこもってないじゃない?

W3Cは確かにルールを決めたりしてるし偉いかもしれない。お金を払う以上、クライアントが偉いのかもしれない。
けどやっぱり一番考えなきゃいけないことは、この画面の向うに居るエンドユーザーのことだから。
コピペしたいところとかはテキストのが助かるし、そういうところの動きってのを大切に作って行きたい。

あんまりまとまってないけれど、書きなぐってちょっとだけすっきり。

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