人気は「ボニョ」／都城・かかしフェス

　都城市山田町の一堂ケ丘公園で２５日、「かかしフェスティバルコンテスト」の審査があった。かかしを地域のシンボルにしている同町恒例の催しで、一般の部と子どもの部に計４５体が出展された。

　出展作は、昨年最優秀賞のグランプリに選ばれた東国原英夫知事を模したかかしが１体だったのに対し、アニメの主人公「ポニョ」と大阪名物人形「くいだおれ太郎」をモデルにしたかかし＝写真＝が、それぞれ４体、２体と、数で勝った。来年５月に始まる裁判員制度をＰＲする「裁判インコ」のかかしも登場した。

　審査で町内の会社員、野間昌記さんの作品がグランプリを獲得。優秀作１９点は２６日に同公園である「かかし村まつり」会場で表彰される。かかしは１１月７日まで展示する。