鳥取放送局

2008年10月26日 13時4分更新

高校生の実習ジャムからカビ


今月19日に境港市の県立境港総合技術高校の学校祭で販売された梨のジャムからカビが見つかり、高校で商品の回収を進めています。

カビが見つかったのは日野町にある県立日野高校の2年生の生徒が先月19日に実習で二十世紀梨を材料に作ったジャムです。
鳥取県教育委員会によりますと、このジャムは今月19日に開かれた境港総合技術高校の学校祭で、46個販売されましたが、ジャム1個を購入した保護者がビンの外側にカビが生えていたことに気づいて3日後に学校に連絡し、返品したということです。
高校で回収を進めたところ、24日、ビンの内側に大きさ5ミリぐらいの白カビが生えたジャム1個が見つかったということです。
境港総合技術高校では近隣の住民や全校生徒に返品を要請する文書を配ったり、ホームページで回収を呼びかけています。
鳥取県教育委員会によりますと、これまでに健康被害の連絡はないということです。