2008年10月26日 10時25分更新
岡山県倉敷市の児島地区に漁業協同組合の直売所がオープンし、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類などが市価よりも安い価格で販売されています。
この直売所は、燃料費の高騰などで漁業者をとりまく環境が厳しくなるなか、水揚げした魚介類を流通経費を省いた価格で消費者に提供し、安定した販売につなげようと、倉敷市の児島漁業協同組合などが設けたものです。
25日は午前7時のオープンを前に、隣接する漁港に漁船から水揚げされたばかりの魚が次々と降ろされ、直売所に運びこまれていきました。
直売所には、20種類あまりの魚介類が並べられ、なかでも児島港の沖で獲れたワタリガニは、大きいもので600グラム以上もありますが、市価の半額の1500円程度で売られています。
このほか、魚の一夜干しや酢漬けなどの加工品も市価よりも安く販売されています。
初日の25日は、地元産の穴子などが入った海鮮汁がふるまわれ、訪れた人たちが舌鼓をうちながら買い物を楽しんでいました。