山梨日日新聞 web版 みるじゃん  




2008年10月26日(日)

県立中央病院鎮痛剤誤投与 手術時の全身麻酔と同配合
処置前後で勘違いか

 山梨県立中央病院で虫垂炎の切除手術などを受けた女性患者が、術後の鎮痛剤の投与ミスにより意識不明の重体となっている問題で、外科医(専修医)が誤って処方した鎮痛剤は、手術の際に全身麻酔のために使用したものと同じ配合であることが25日、分かった。同病院は「外科医が手術用と術後の鎮痛剤を勘違いしたのではないか」とみている。
 同病院によると、主治医を務める30代の外科医が誤って処方した鎮痛剤は「フェンタニル」と「アルチバ」。今月3日と14日、女性が受けた2度の手術で全身麻酔に使用された鎮痛剤と種類、量ともに同じだった。女性は2度目の手術後に麻酔科医から鎮痛剤を投与された後、外科医から再び、全身麻酔用の強い鎮痛剤を追加投与されたことになる。
 外科医が誤認した理由について、同病院は「処方前に麻酔科医に確認したが、電話での意思疎通や引き継ぎ態勢が不十分だった」と分析。医療ミスを受けて、術後の追加投薬は麻酔科医が直接処方する対策を現在とっているという。



詳しくは山梨日日新聞で!購読申し込みはこちらから





 
県内のニュース
主要
各地
経済
スポーツ

連載・特集・企画
個性豊かな産地紹介
やまなしワイナリーめぐり
信玄・勘助アクセスガイド
マップで旅する風林火山
Let's ウォーキング
甲斐路の散歩道
富士山情報の決定版
日本一の富士山NET
奮戦の足跡
VF甲府ニュース
未来への伝承
富士山を世界遺産に
東海地震、富士山
山梨の防災情報
リニアモーターカーの今
山梨リニア実験線
新聞記事を優しく解説
山日子どもウィークリー
学校新聞
学校自慢
ニュース探検
ニュースクリック
はっけん!!挑戦
ときめきゾーン
キャンパス編/高校生編
外国暮らしの楽しい話題
海外リポート特集

全国・海外のニュース
主要
政治
経済
社会
国際
スポーツ
科学・環境・医療・健康
暮らし・話題
文化・芸能
訃報
詳報

ホーム著作権についてリンクについて個人情報について携帯サイトについて|お問い合わせ、ご意見等はこちら

記事・写真・イラストの無断掲載・転用を禁じます。Copyright 2008 山梨日日新聞社 THE YAMANASHI NICHINICHI SHIMBUN.