こ〜ゆうニュース見る度に悲しくなる。
また妊婦さんが受入拒否されたらしい。
しかも、7つの病院から。
記事によると、出産間近の妊婦さんが頭痛や吐き気を訴えて、
かかりつけの産婦人科に行ったんだって。
で、そのかかりつけの先生が緊急対応が必要な妊婦を受入れる病院として、
東京都の指定を受けていた病院に受入れ要請をしたらしいんだけど、
その日の当直は、研修医が1人しかいなくて受入れを拒否したらしい。
で、他の病院にも受入れ要請をしたけど、拒否されて、
研修医が1人しかいなくて拒否した病院へ再度受入れ要請をしたところ、
受入れをしてもらえることになったらしいんだけど。
1人医師を呼び出して対応したらしいの。
確かに、研修医1人でなんとかしろとは言えないけどさ、
そこで医師を呼び出すってすぐしないもんなのかな?
最初の電話で受入れOKしてたら、もしかしたら何とかなったんじゃない?って、
素人は思うんだけど。
それかさ、『空きベッドがない』って断った病院。
とりあえず手術だけでもできないものなの??
ベッドがなくたって、手術はできるでしょ。
受入れ拒否され続けるより、手術だけでもしてもらえて、
他の病院へ回される方がよほどましなんじゃ??
何してても吐き気がしたり、嘔吐物がなくなって血吐いたり、
お腹が大きくなって、腰や足が痛くなったり、
思うように動けなくなったり、大変な思いしてるけど、
それでも赤ちゃんに会いたいから、頑張ってんのよ、妊婦さんは。
マタニティーブルーでどうしようもなく不安になったり、
無事に出産できるかって不安になったり、怖かったり、
ちゃんと育てられるかって不安になったり、
いっぱいいっぱい頑張って、出産の日を待ってんのよ。
それなのに、我が子を抱くことも、見ることもできないなんて。
母親の無念さを考えたら、涙が出てくる。
だってね、我が子見たいじゃん。
抱きしめたいし、
『ママ』や『おかあさん』って言われたいし、
一番側で成長を見てたいし、
側で助けてあげたいし、
いっぱいいっぱい思い出作りたいし、
一緒に泣いて笑って怒って、、、、
何とかならないの!
てかさ、出産ができなくなった病院って多いじゃない。
そこの病院の産科医で当直を回すことってできないの?
昼間は自分の病院にいて、夜は他の病院へ当直へ行くとか。
そしたら、研修医1人で当直なんてなくなるんじゃない?
医師が足りてないなら、そうやって協力するしかないんじゃないの?
こんな環境で安心して子供を産めないでしょ。
どうにかしてよ。
病院をたらいまわしにされて、我が子に会えなくなる母親をこれ以上出さないで。
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悲しい話ですね。
こういう話はたまにしかニュースにならないだけで
いくらでもありそうですよね・・・
色んな複雑なこと絡み合っているんでしょうけど
何とかしてもらいたいです!!!
2008/10/22(水) 午後 3:42
●なんで急患の受け入れを断るの?
・(人員・設備が足りない…などの)物理的問題で、(受け入れると犯罪になってしまうケースがある…などの)法的問題で「受け入れ不能」だからなんです。
●なんで「専門外だから」が断る理由になるの?
・「専門外の患者を受け入れるのは犯罪」という司法の判例(奈良心タンポナーデ事件)があるんです。
●ベッドが無いなら、廊下で治療すればいいんじゃないの?
・「設備不十分な状態で患者を受け入れるのは犯罪」という司法の判例(加古川心筋梗塞事件)があるんです。
・そもそも、「ベッド」「ベッド」って言われてますけど、病院でいうところの「ベッド」は、心電図とか、酸素マスクとか、呼び出し用ボタンとか、それを管理する人員とか、それら全て「込み」ですからね。もはや「ベッド」というより「設備」と言ったほうが適当かも。
●応急処置してから、他の病院に移すのは駄目なの?
・「応急処置の後、他病院に転送するのは犯罪」という司法の判例(上に同じく、加古川心筋梗塞事件)があるんです。
2008/10/22(水) 午後 4:51 [ pun*t_*go ]
●なんで、一度断った病院が、後になって受け入れるなんて事があるの?
・救命中であった患者が「落ち着く」か「亡くなる」かのどちらかで、病院側に「空き」が出来たからです。
●有名人や金持ちだったら嬉々として受け入れるんじゃないの?
・西村真悟議員の息子の飛び降り自殺…アレも、重度のうつ状態で入院の必要があるとされながらも、「ベッドが無い」という理由で入院できませんでしたよね。もはや、コネやカネではどうにも出来ない程に、患者の受け入れが困難な状況なんです。
●ぶっちゃけ、人の命より金儲けのほうが大事なんでしょ?
・金儲けのほうが大事だったら、そもそも、不採算部門である救急なんて、最初からやりません。
●医師が足りないなら、海外から医師を呼んだらいいんじゃない?
・本国より遥かに待遇の悪い日本に来る理由が見当たりません。…というのも、実は、日本の医師の待遇は、諸外国のソレよりも遥かに悪いんです。
2008/10/22(水) 午後 4:52 [ pun*t_*go ]
●ドクターヘリを導入したら?空からなら直通でしょ?
・ヘリを導入するにも、周囲の建物が邪魔で安全に飛べなかったり(ビルに激突、民家に墜落…の危険性あり)、ヘリポートのある(作れる)病院が少なかったり、騒音問題で導入を反対する住民がいたり…など、色々と問題が山積みなんです…。
・あと、ドクターヘリを必要とするほどの重症患者を扱う「3次救急」自体の数が減っていることも問題の一つとなっています。
●救急病院が急患を受け入れられないなら、救急病院を辞めちゃえば?
・現実に次々と辞め…ていうか、潰れていってるんです…。
・特に、重症患者を扱う「2次救急」、救急最後の砦である「3次救急」が減っていることが深刻な問題となっています。
2008/10/22(水) 午後 4:52 [ pun*t_*go ]
●1次・2次・3次って何?どれも救急病院じゃないの?
・救急病院は、患者の緊急度の度合いによって「1次救急」「2次救急」「3次救急」と種別されています。
・「1次救急」は、入院や手術の必要が無い患者が対象、「2次救急」は、入院や手術が必要な患者が対象、「3次救急」は、1次・2次では対応できないレベルの重症患者が対象となっています。
・ここ数年、救急医療が不要なレベルの軽症患者が、夜間救急…特に「2次救急」「3次救急」に駆け込み、夜間救急がパンク状態になっている事が、深刻な問題となっています。
●2〜30件も断わられる事なんてあるの?
・大多数の救急が、マンパワー不足・キャパシティ不足のために、常にパンク寸前(or 本当にパンク)の状態に陥っており、2〜30件、いや、それ以上断られる可能性は、大いにありえます。
・また、過重労働で医師が倒れる、燃え尽きて退職…などで、救急を辞める病院も出ており、今後は「受け入れ不能」状態が加速、最悪、「たらい回せる病院」すら無くなり立ち往生…という事態もあり得ます。
2008/10/22(水) 午後 4:53 [ pun*t_*go ]
その3もニュースみました〜(;〜;)
すごく悲しいですし、怒りも感じました。
が、救急病院やお医者さんの人数が激減しているために起こっている深刻な問題だと思いました。
2008/10/23(木) 午前 0:46 [ 仲間その3 ]
ほっとパパさん。
何の知識もないので、こんなことしか思わないんですけど、
でも、母親の無念さは胸がしめつけられてなりません。
少子化でずっと前から対策を考えてるはずなのに、
どんどん状況は悪化してるように思います。
早く何とかならないんでしょうか。。。
2008/10/23(木) 午後 2:05 [ あんぽんたんママ ]
pun*t_*goさん。
訪問&貴重なコメントありがとうございます。
受入れを断る理由にも、いろいろあるのですね。
とても勉強になりました。
2008/10/23(木) 午後 2:13 [ あんぽんたんママ ]
仲間その3さん。
とても悲しいですよね。これから改善されていくのでしょうか。。。
2008/10/23(木) 午後 2:27 [ あんぽんたんママ ]
救急医療の現実を扱った動画があります。
NEWS ZERO「救急崩壊」1日目
患者を断らざるを得ない「受け入れ不能」の実態。
http://www.youtube.com/watch?v=Bua7R0bQioo
NEWS ZERO「救急崩壊」2日目
経営不振で「2次救急」が次々と撤退、「2次救急」レベルの患者が「3次救急」へ…。
http://www.youtube.com/watch?v=sQ7ufv7bfzM
NEWS ZERO「救急崩壊」3日目(1/2)
夜間救急に多数の患者が押し寄せパンク状態、その多くが、救急医療が不要な「軽症患者」。
http://www.youtube.com/watch?v=akEbC5khXKE
NEWS ZERO「救急崩壊」3日目(2/2)
「私たちの病院を守ろう」と立ち上がった市民。
http://www.youtube.com/watch?v=8VQlgK3UgQQ
上の動画を元に記事を立てました。
よろしかったら読んでみて下さい。
http://punigo.jugem.jp/?eid=453
2008/10/23(木) 午後 9:20 [ pun*t_*go ]
ベッド無しで手術すると、犯罪になっちゃうんですよね・・・。
設備も無いって意味だし。
僕だったら、今自分の病院で手術できるかどうか分からないって思ったら、もっと別の病院探してください!って言っちゃうかも。
だって、不用意に受け入れて、実は別のところにちゃんとした施設があって、断ってたらそこに行って助かってたかもってこともあるし・・。
2008/10/24(金) 午前 11:22 [ ふとん ]
問答無用に病院・医師をバッシングする論調が多い中、「ママ」さんはご理解のある方のようで安心しています。
医者は高給取りだからって妬む人も多いのでしょうけど、実際は、夜に容態が急変したり、救急が入ってきたりでまともに睡眠時間を取ることもできないと聞きます。医師なのに不健康な生活を強いられていると。
そして、こういう事件があるたびに叩かれ、時には刑事事件にまでされる。(設備が万全でないけど受け入れ、処置をしようとした医師には、準備が不十分で受け入れたということで有罪判決が出ています)
医師になっても、そのきつさについていけずやめる人が続出というのも分かる話です。少なくとも僕は無理です。
こんな状況になってしまった一つの理由は、あまりにも患者の都合しか考えない日本の医療制度と行政です。医者だって人間です。一日にせめて6時間くらいはねないと行けない。自分の能力を超えた患者さんは、他のところにまわさないといけない。ところが、世論がそれを許さない。
今回の事件には、そういう側面もあるということをわかっていただけたらと思い、長文書かせていただきました。
2008/10/24(金) 午後 0:27 [ morning_altair ]
今回はお気の毒な事とは思います。
が、2年前に同じ症例、助けられず
主治医は訴えられ、訴訟に発展しています。
ロクに取材もしないマスコミにより、
ご遺族は悲劇のヒ−ロ−。
主治医は殺人者の様に報道されました。
医学上ではなんの落ち度も無かったにも関わらずです。
その経緯を知っているお医者さんたちは、
今回の判断に左右はしていないと思いますが
その事が頭に過ぎったかもしれません。
診なければ批判
診て上手くいかなければ裁判
お医者さんが安心して治療が出来る
環境を取り戻す必要があると思います。
私たち一般人にできる事は微々たるものですが
私たちの意識を変えなければこのままどんどん
医療の崩壊が進み明日はわが身になるかもしれませんね。
2008/10/24(金) 午後 5:03 [ 一般人S・T ]
うーん、昼間は自分の病院にいて夜は他の病院へ当直へ行ったら、医者は何時寝るのでしょうか?自分の病院の当直はどうするのでしょうか?
ちょっと疑問に思いました。
2008/10/25(土) 午前 0:41 [ tasman998 ]
>これから改善されていくのでしょうか。。。
残念ながら産科医療崩壊は既に確定路線です。
産科医の40%が50代以上です。
更に2年前の奈良の件、福島の件、今回の件と病死者が出ればマスコミ一般人こぞってバッシングの嵐です。
当然学生は皆産婦人科医になることを避けます。家族も止めます。
近々出産難民が出て、多くの人は自宅で出産せざるを得ない状況になると思われます。
2008/10/25(土) 午前 2:36 [ うーん ]
出産というのはとてもリスクのある事で、気軽にお客様感覚でやるものではないのです。
出産直前まで健康でも、急変して亡くなることもあるのが出産というものです。
医療が発達して、出産というものに対する見方が変わっているのかもしれませんが、亡くなった妊婦さんや赤ちゃんへの悲しみを、救おうとして全てを投げ打って頑張っている医者や病院にぶつけるのは、国民にとっては自分に跳ね返ってくるブーメランなのです。バッシングでお医者さんたちの最後の心の支えは折れ始めています。こんなに頑張っても訴えられるなら…と産科を閉じる病院も出始めています。
国の体制が…とか誰かのせいにするより、国民がマスコミの報道を鵜呑みにせず、ちゃんと考えることから始めるしかないのではないでしょうか。
2008/10/25(土) 午後 4:10 [ そもそも ]
以前から「看板下ろしたい」=減員で総合センター維持厳しく−妊婦死亡の墨東病院(時事通信) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081025-00000064-jij-soci
どうやら、看板を下ろしたくても、都がそれを許さなかったみたいですね。
2008/10/25(土) 午後 6:18 [ pun*t_*go ]