英語

【Junior High School English Program】
(神戸女学院中学部の英語教育)


【Kobe College Senior High School English Program】
(神戸女学院高等学部の英語教育)

【Junior High School English Program】
  (神戸女学院中学部の英語教育)
【1.内  容】

Welcome to our J1 English classroom in April. There are two teachers in the room. One is an American teacher and the other is a Japanese teacher. Listen! The American teacher is speaking to the students in English.
"Girls, please stand up. Show me a pen. Point to the window."
"This is [ae].(showing a phonetic symbol)Listen.Say [ae]. Say [k][ae][t].Say[k ae t].Look.Meow!This is a cat."

 中学部1年生(J1)1学期の英語は、ネイティブスピーカーと日本人のペアティーチングによる英語の命令文を聞いて実際に動作をするTotal Physical Response と、発音指導からはじまります。 一つ一つの音を学び、それをなめらかにつないで、言葉、文を正確に発音する練習をくりかえします。新しい文を日本語で説明することはなく、いろいろな質問に答えたり、質問をしたりしているうちに、英語の文の構造が身についていきます。 週6時間、授業中はずっと英語を聞き、話すので、いちいち日本語を介さずに理解するようになります。
 2学期には、未来形や過去形の文も習い、簡単な詩や物語などが理解できるようになってきます。教科書はほとんど使用しません。

Now,let's visit a J1 class in February.
"God was angry with the bad people on the earth.What did God say to Noah?"
"He said, 'I will bring a flood and kill the bad people.'"
"Right.Did God want to kill Noah?"
"No,He didn't."


また授業を欠席したら、研究室にやってきて、
"Excuse me.I was absent yesterday. May I have p.5?"
と言えるようにもなります。4月から一年間に生徒たちがどれほど進歩するかおわかりいただけるでしょう。

中学2年、3年も同様に英語で授業が行われ、文法項目では、高校の範囲まで進みますが、その説明を、例えば「関係代名詞」「受動態」などというような日本語の文法用語を使ってすることはありません。 構文をどのような状況で実際に使うのかを理解し、また使えるようになることの方が大切だからです。そのため、できるだけ物語、歌、会話、劇などの中に出てくる文から学びます。 題材は、聖書や、ギリシャ神話、マザーグース、欧米の風俗習慣、ポピュラーソング、時事問題など多岐にわたります。 構文練習だけでなく、ペアワークでの会話や、グループでの劇、紙芝居などの発表、新聞作り、スピーチなどいろいろな活動を通して実際に英語を使うことを学んでいきます。
このような中学の3年間で、日常生活の会話が英語でできる力がつきます。本校の高1と高2は、兵庫県高等学校教育研究会英語部会のリスニングテストを受験していますが、例年、全体の平均が50%ぐらいなのに対して、本校の生徒の平均は80%です。
中学3年生は校内予選を経て、種々の校外スピーチコンテストにに出場していますが毎年5〜6名入賞しています。実用英語検定は自由参加ですが、中学卒業時までに準2級約10名、2級7〜8名が毎年合格しています。 卒業生が中学部のときの英語のおかげで、リスニングの力がつき、ネイティブスピーカーに対してものおじせずに話せると、よくいいます。
本校の英語の授業では、想像力と帰納的な思考力を駆使した積極的な参加が、一層の効果をあげています。意欲的な生徒はきっと報われます。

この度、神戸女学院中学部は、英語教育優良校として文部科学大臣の表彰を受けました。平成16年度全国9団体の内中学校は3校のみです。

【2.時間数】
中1 週6時間
中2 週6時間
中3 週7時間

平成15年度中学生スピーチコンテスト結果
第55回高円宮杯 英語弁論大会兵庫大会2位1名
第11回薫英杯 中学生英語スピーチコンテスト
(弁論の部)
優秀賞(2位相当)1名
第38回近畿中学校女子英語暗誦大会
(ノートルダム女学院主催)
1位1名
第47回旺文社全国学芸科学コンクール
(英文エッセイ部門)
入選(上位10名)2名

平成16年度中学生スピーチコンテスト結果
第56回高円宮杯 英語弁論大会兵庫大会2位1名
第12回薫英杯 中学生英語スピーチコンテスト
(弁論の部)
ジャパンタイムズ賞1名
第12回薫英杯 中学生英語スピーチコンテスト
(暗誦の部)
2位1名
第3回鳳凰杯 全国中学生英語スピーチコンテスト
(立命館宇治高等学校主催)
朝日新聞社特別賞
(2位相当)
1名
第48回旺文社全国学芸科学コンクール
(英文エッセイ部門)
金賞(1位相当)1名
第48回旺文社全国学芸科学コンクール
(英文エッセイ部門)
入選(上位10名)2名

平成17年度中学部スピーチコンテスト結果
第13回薫英杯中学生英語スピーチコンテスト
(弁論の部)
最優秀賞J3 岡本莉奈
第13回薫英杯中学生英語スピーチコンテスト
(弁論の部)
ジャパンタイムズ賞J3 中西絵里奈
ノートルダム女学院主催
第4回近畿中学校女子英語暗礁大会
第2位J3 内山 奏
三田市中学生英語暗礁大会
第3位J3 小寺嵯耶子
兵庫県私立中学高校連合会主催
第1回英語レシテーションコンテスト
第1位J3 矮松彩香
【Kobe College Senior High School English Program】
(神戸女学院高等学部の英語教育)
1.内容
高等学部では、大きくわけて4つの種類の授業にわかれます。
 a.文法、英作文

教科書や問題集プリントなどを使用して、授業は日本語でおこなわれます。中学部で学習した文法事項の復習確認をし、さらに発展させて例外的な用例や高度な構文を学びます。
練習問題には和文英訳もふくまれます。高1、高2の2年間でほぼ教科書を終え、高3では、総復習と英作文の授業になります。

 b.リーディング

教科書やその他の教材を使用し、音読、速読、精読をします。英文和訳の技術も学びます。授業では場合に応じて、日本語、英語の両方を使用します。

 c.オーラルコミュニケーション

英語のみの授業です。
高1は中学部の延長の要素が強いですが、2年3年になるにつれて、パラグラフライティングにはじまる自由作文や、それを発表するスピーチや、リサーチ&プレゼンテーションなどが多くなってきます。 テーマも異文化理解や、時事社会問題など、より高度な内容にとりくみ、自分の意見を英語で発表できるようになることをめざします。

d.選択授業

大体毎年、英語は各学年オーラルとリーディングの2種類の選択授業が開講されます。
内容は担当する教師の個性によって異なります。
他に高2、高3ではドイツ語、フランス語の選択も選択することができます。

 

【2.評定と時間数】

1.文法 2.リーディング 3.オーラルコミュニケーション
高1 週2時間
(評定は英語Iとしてリーディングと合点)
週2時間
(評定は英語Iとして文法と合点)
週2時間
(オーラルコミュニケーションAとして単独評定)
高2 週2時間
(評定は英語IIとしてリーディングと合点)
週2時間
(評定は英語IIとして文法と合点)
週1時間
(オーラルコミュニケーションBとして単独評定)
高3 週2時間
(ライティングとして単独評定)
週2時間
(リーディングとして単独評定)
週2時間
(オーラルコミュニケーヨンCとして単独評定)
・高等学部でも校内予選後、各種のスピーチコンテストやエッセイコンテストに生徒が参加し、毎年10名入賞者を出しています。
・高等学部3年は秋にTOEFL ITPを受験しており、過去5年の平均点は474点前後、平均35名が500点以上を獲得し、600点を超える生徒もいます。


平成15年度高校生スピーチコンテスト結果
第5回英知杯 英語スピーチコンテスト2位1名
第24回神戸市長杯 英語と日本語によるスピーチコンテスト金賞1名
第6回名古屋学院大学「高校生スピーチコンテスト」佳作(3位相当)1名
第50回高等学校英語弁論大会
(梅花女子大学主催)
2位1名
第52回チャーチル杯 全日本高等学校生英語弁論大会全国6位(関西予選4位)1名
第18回兵庫県高校生英語スピーチコンテスト阪神大会4位1名
NHK「新・英語スキット大会」一般部門審査員奨励賞2名
第47回旺文社全国学芸科学コンクール
(英文エッセイ部門)
入選1名
朝日ニッケ英文エッセーコンテスト優秀賞2名

平成16年度高校生スピーチコンテスト結果
第6回英知杯 英語スピーチコンテスト敢闘賞1名
第17回姫路獨協大学高校生英語スピーチコンテスト2位、4位各1名
第12回薫英杯 中学生英語スピーチコンテスト
(暗誦の部)
2位 1名
第25回神戸市長杯 英語と日本語によるスピーチコンテストジャパンタイムズ賞1名
第7回名古屋学院大学「高校生スピーチコンテスト」佳作(3位相当)1名
ACUコアラ杯高校生英語スピーチコンテスト
(梅花女子大学短期大学部主催)
1位1名
第1回中部大学イングリッシュプレゼンテーションコンテスト最優秀賞(1位相当)1名
第51回高等学校英語弁論大会
(梅花女子大学主催)
3位1名
第4回関西国際大学学長杯 高校生英語スピーチコンテスト3位1名
第48回旺文社全国学芸科学コンクール
(英文エッセイ部門)
入選(上位10名)1名

平成17年度高校生スピーチコンテスト結果
第54回チャーチル杯争奪全日本高等学校生英語弁論大会
西日本大会
2位S2 田中沙耶
第54回チャーチル杯争奪全日本高等学校生英語弁論大会
全国大会
3位S2 田中沙耶
第26回神戸市長杯英語と日本語によるスピーチコンテスト敢闘賞S1 山本玲奈
第20回兵庫県高校生英語スピーチコンテスト
阪神大会
2位S2 高橋真理子
第18回姫路獨協大学高校生英語スピーチコンテスト1位S1 辰巳真穂
第7回英知杯高校生対象英語スピーチコンテスト敢闘賞S2 米田千佐子
大阪芸術大学短期大学部
第53回全国高等学校英語弁論大会
2位S2 津島みさを
第8回名古屋学院大学高校生スピーチコンテスト2位S2 三毛麻子
兵庫県私立中学高等学校連合会主催
第1回英語スピーチコンテスト
1位S3 成川 幸
旺文社主催第49回全国学芸科学コンクール
英文エッセイ部門
入選S2 日下真美
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