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2008 年 10 月のセキュリティ情報

公開日: 2008年10月15日 | 最終更新日: 2008年10月24日

絵でみるセキュリティ情報

このセキュリティ情報は 2008 年 10 月に公開したセキュリティ情報の一覧です。

2008 年 10 月 24 日に緊急リリースしましたセキュリティ情報 MS08-067 に関する情報を追加しました。

2008 年 10 月 15 日のセキュリティ情報の公開により、2008 年 10 月 10 日に公開した事前通知をこのセキュリティ情報に置き換えました。事前通知サービスの詳細については、「マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知」をご覧ください。

マイクロソフト セキュリティ情報の公開についての自動の電子メールによる通知の購読は、マイクロソフト テクニカル セキュリティ情報通知のご案内でお申し込みください (無料)。

マイクロソフトはこれらのセキュリティ情報に関するお客様からの質問を解決するため、2008 年 10 月 15 日 午前 11 :00 (太平洋標準時刻、米国およびカナダ) に Webcast を行う予定です。10 月のセキュリティ 情報 Webcast (英語) に登録する。詳細は、Microsoft Security Bulletin Summaries and Webcasts (英語) をご覧ください。

日本語版の Webcast 情報は 2008 年 10 月 15 日 の午後 (日本時間) に配信予定です。 詳細は、「今月のワンポイント セキュリティ情報」をご覧ください。

マイクロソフトはこの定例外の緊急セキュリティ情報リリースについて、2008 年 10 月 23 日 午後 1 :00 (太平洋標準時刻、米国およびカナダ) に Webcast を行う予定です。緊急リリースのセキュリティ 情報 Webcast (英語) に登録する。詳細は、Microsoft Security Bulletin Summaries and Webcasts (英語) をご覧ください。

マイクロソフトはお客様が月例のセキュリティ更新プログラムのリリースと同日に公開されるセキュリティ以外の優先 度の高い更新プログラムとともに、月例のセキュリティ更新プログラムの優先順位を決定する手助けとなる情報も提供します。「関連情報」の欄をご覧ください。

セキュリティ情報

概要

緊急 (5)

セキュリティ情報 ID 番号マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-067

タイトル

Server サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (958644)

概要

この更新プログラムは非公開で報告された Server サービスに存在する脆弱性を解決します。この脆弱性で、影響を受けるコンピューターが特別な細工がされた RPC リクエストを受け取った場合、リモートでコードが実行される可能性があります。Microsoft Windows 2000、Windows XP および Windows Server 2003 システムで、攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、認証なしで任意のコードが実行される可能性があります。この脆弱性が悪用され、ワームとして悪用できるコードが作成される可能性があります。ファイアウォールによる最善策および標準のファイアウォールの既定の構成を使用することにより、組織のネットワーク境界の外部から行われる攻撃を防ぎネットワーク リソースを保護することができます。

最大深刻度

緊急

脆弱性の影響

リモートでコードが実行される

検出

Microsoft Baseline Security Analyzer は、この更新プログラムがご使用のコンピューターに必要であるかについて検出できます。このセキュリティ更新プログラムは再起動が必要です。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Windows. 詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード」のセクションをご覧ください。

セキュリティ情報 ID 番号マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-060

タイトル

Active Directory の脆弱性により、リモートでコードが実行される (957280)

概要

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Windows 2000 Server 上の Active Directory の実装に存在する非公開で報告された脆弱性を解決します。この脆弱性により、攻撃者が影響を受けるネットワークにアクセスできる場合、リモートでコードが実行される可能性があります。この脆弱性はドメイン コントローラーとして構成されている Microsoft Windows 2000 Server にのみ影響を及ぼします。Microsoft Windows 2000 Server がドメイン コントローラーに昇格されていない場合、LDAP クエリをリッスンしないため、この脆弱性の危険にはさらされません。

最大深刻度

緊急

脆弱性の影響

リモートでコードが実行される

検出

Microsoft Baseline Security Analyzer は、この更新プログラムがご使用のコンピューターに必要であるかについて検出できます。このセキュリティ更新プログラムは再起動が必要です。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Windows. 詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード」のセクションをご覧ください。

セキュリティ情報 ID 番号マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-058

タイトル

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (956390)

概要

このセキュリティ更新プログラムは、非公開で報告された 5 件の脆弱性および一般に公開された 1 件の脆弱性を解決します。これらの脆弱性では、ユーザーが Internet Explorer を使用して特別に細工された Web ページを表示すると、情報の漏えいが行われる可能性があります。コンピューターのアカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

最大深刻度

緊急

脆弱性の影響

リモートでコードが実行される

検出

Microsoft Baseline Security Analyzer は、この更新プログラムがご使用のコンピューターに必要であるかについて検出できます。このセキュリティ更新プログラムは再起動が必要です。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Windows, Internet Explorer. 詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード」のセクションをご覧ください。

セキュリティ情報 ID 番号マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-059

タイトル

Host Integration Server の RPC サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (956695)

概要

この更新プログラムは非公開で報告された Microsoft Host Integration Server に存在する脆弱性を解決します。この脆弱性は、攻撃者が特別に細工したリモート プロシージャ コール (RPC) リクエストの影響を受けるコンピューターに送信した場合、リモートでコードが実行される可能性があります。最善策に従い、SNA RPC サービス アカウントをコンピューターでほとんど権限を持たないよう構成しているお客様は、SNA RPC サービス アカウントに管理者ユーザー権限を設定しているお客様より、この脆弱性による影響を受ける可能性が少なくなります。

最大深刻度

緊急

脆弱性の影響

リモートでコードが実行される

検出

Microsoft Baseline Security Analyzer は、この更新プログラムがご使用のコンピューターに必要であるかについて検出できます。このセキュリティ更新プログラムは再起動が必要な場合があります。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Host Integration Server. 詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード」のセクションをご覧ください。

セキュリティ情報 ID 番号マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-057

タイトル

Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (956416)

概要

このセキュリティ更新プログラムは、ユーザーが特別に細工された Excel ファイルを表示した場合、リモートでコードが実行される可能性がある、非公開で報告された 3 件の Microsoft Office Excel の脆弱性を解決します。これらの脆弱性を攻撃者が悪用した場合、影響を受けるコンピューターが完全に制御される可能性があります。その後、攻撃者はプログラムをインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。コンピューターのアカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

最大深刻度

緊急

脆弱性の影響

リモートでコードが実行される

検出

Microsoft Baseline Security Analyzer は、この更新プログラムがご使用のコンピューターに必要であるかについて検出できます。このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としません。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Office. 詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード」のセクションをご覧ください。

重要 (6)

セキュリティ情報 ID 番号マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-066

タイトル

Microsoft Ancillary Function ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される (956803)

概要

このセキュリティ更新プログラムは、非公開で報告された Microsoft Ancillary Function ドライバーの脆弱性を解決します。攻撃者がローカルでこの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

最大深刻度

重要

脆弱性の影響

特権の昇格

検出

Microsoft Baseline Security Analyzer は、この更新プログラムがご使用のコンピューターに必要であるかについて検出できます。このセキュリティ更新プログラムは再起動が必要です。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Windows. 詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード」のセクションをご覧ください。

セキュリティ情報 ID 番号マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-061

タイトル

Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される (954211)

概要

このセキュリティ更新プログラムは Windows カーネルに存在する 1 件の公開された脆弱性および 2 件の非公開で報告された脆弱性を解決します。攻撃者がこれらの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。リモートで、または匿名ユーザーにより、この脆弱性が悪用されることはないと思われます。

最大深刻度

重要

脆弱性の影響

特権の昇格

検出

Microsoft Baseline Security Analyzer は、この更新プログラムがご使用のコンピューターに必要であるかについて検出できます。このセキュリティ更新プログラムは再起動が必要です。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Windows. 詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード」のセクションをご覧ください。

セキュリティ情報 ID 番号マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-062

タイトル

Windows インターネット印刷サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (953155)

概要

このセキュリティ更新プログラムは、1 件の非公開で報告されたリモートでコードが実行される可能性のある Windows インターネット印刷サービスの脆弱性を解決します。この脆弱性を悪用して、攻撃者は影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または新たなアカウントを作成する可能性があります。

最大深刻度

重要

脆弱性の影響

リモートでコードが実行される

検出

Microsoft Baseline Security Analyzer は、この更新プログラムがご使用のコンピューターに必要であるかについて検出できます。このセキュリティ更新プログラムは再起動が必要です。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Windows. 詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード」のセクションをご覧ください。

セキュリティ情報 ID 番号マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-063

タイトル

SMB の脆弱性により、リモートでコードが実行される (957095)

概要

この更新プログラムは非公開で報告された Microsoft Server Message Block (SMB) プロトコルに存在する脆弱性を解決します。この脆弱性により、ファイルまたはフォルダを共有しているサーバーでリモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

最大深刻度

重要

脆弱性の影響

リモートでコードが実行される

検出

Microsoft Baseline Security Analyzer は、この更新プログラムがご使用のコンピューターに必要であるかについて検出できます。このセキュリティ更新プログラムは再起動が必要です。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Windows. 詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード」のセクションをご覧ください。

セキュリティ情報 ID 番号マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-064

タイトル

仮想アドレス記述子の処理の脆弱性により、特権が昇格される (956841)

概要

このセキュリティ更新プログラムは非公開で報告された 1 件の仮想アドレス記述子 (VAD) の脆弱性を解決します。この脆弱性により、ユーザーが特別に細工されたアプリケーションを実行した場合、特権の昇格が起こる可能性があります。認証済みの攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるコンピューターで特権の昇格を行なう可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全な管理者権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

最大深刻度

重要

脆弱性の影響

特権の昇格

検出

Microsoft Baseline Security Analyzer は、この更新プログラムがご使用のコンピューターに必要であるかについて検出できます。このセキュリティ更新プログラムは再起動が必要です。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Windows. 詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード」のセクションをご覧ください。

セキュリティ情報 ID 番号マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-065

タイトル

メッセージ キューの脆弱性により、リモートでコードが実行される (951071)

概要

このセキュリティ更新プログラムは、非公開で報告された Microsoft Windows 2000 のコンピューターのメッセージ キュー サービス (MSMQ) の脆弱性を解決します。この脆弱性により、MSMQ のサービスを有効にしている Microsoft Windows 2000 のコンピューターで、リモードでコードが実行される可能性があります。

最大深刻度

重要

脆弱性の影響

リモートでコードが実行される

検出

Microsoft Baseline Security Analyzer は、この更新プログラムがご使用のコンピューターに必要であるかについて検出できます。このセキュリティ更新プログラムは再起動が必要です。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Windows. 詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード」のセクションをご覧ください。

警告 (1)

セキュリティ情報 ID 番号マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-056

タイトル

Microsoft Office の脆弱性により、情報の漏えいが起こる (957699)

概要

この更新プログラムは非公開で報告された Microsoft Office に存在する脆弱性を解決します。この脆弱性で、ユーザーが特別な細工がされた CDO URL をクリックした場合に情報の漏えいが起こる可能性があります。この脆弱性で、攻撃者によりクライアント側のスクリプトがユーザーのブラウザーに挿入され、これによりコンテンツのなりすまし、情報の漏えい、または影響を受ける Web サイトでユーザーが実行できる任意の操作が行われる可能性があります。

最大深刻度

警告

脆弱性の影響

情報の漏えい

検出

Microsoft Baseline Security Analyzer は、この更新プログラムがご使用のコンピューターに必要であるかについて検出できます。このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としません。

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Office. 詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード」のセクションをご覧ください。

Exploitability Index (悪用可能性指標)

この表はどのように使用しますか?

この表を使用して、お客様がインストールする必要のある各セキュリティ更新プログラムについて、機能する悪用コードが公開される可能性を確認してください。適用の優先順位を決定するために、お客様の特定の構成に従って、下記の各評価を検討してください。これらの評価の意味に関する詳細情報は、Microsoft Exploitability Index (悪用可能性指標) をご覧ください。

セキュリティ情報番号セキュリティ情報タイトルCVE IDExploitability Index の評価注意事項

MS08-056

Microsoft Office の脆弱性により、情報の漏えいが起こる (957699)

CVE-2008-4020

2 - 不安定な悪用コードの可能性

機能する悪用コードが作成された可能性があります。しかし、この脆弱性では特定の Web アプリケーションでのシナリオにおけるダイアログのなりすましのみが可能であるため、深刻な影響は限定されています。このため、これは攻撃者の興味をほとんどひかないものと考えられます。

MS08-057

Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (956416)

CVE-2008-4019

1 - 安定した悪用コードの可能性

MS08-057

Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (956416)

CVE-2008-3471

2 - 不安定な悪用コードの可能性

MS08-057

Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (956416)

CVE-2008-3477

2 - 不安定な悪用コードの可能性

MS08-058

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (956390)

CVE-2008-2947

(セキュリティ情報公開時に公開されていました。)

MS08-058

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (956390)

CVE-2008-3472

1 - 安定した悪用コードの可能性

MS08-058

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (956390)

CVE-2008-3473

1 - 安定した悪用コードの可能性

MS08-058

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (956390)

CVE-2008-3475

2 - 不安定な悪用コードの可能性

MS08-058

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (956390)

CVE-2008-3474

3 - 機能する見込みのない悪用コード

MS08-058

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (956390)

CVE-2008-3476

3 - 機能する見込みのない悪用コード

MS08-059

Host Integration Server の RPC サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (956695)

CVE-2008-3466

1 - 安定した悪用コードの可能性

Host Integration Server をインストールしているのは特定の種類のエンタープライズのお客様のみであると思われますが、機能する悪用コードが作成されている可能性があります。

MS08-060

Active Directory の脆弱性により、リモートでコードが実行される (957280)

CVE-2008-4023

2 - 不安定な悪用コードの可能性

脆弱性によりサービス拒否の状態が発生する可能性があります。しかし、リモートでコードを実行するために、機能する悪用コードを作成することは、必要となる書き込みアドレスを制御できないため困難です。

MS08-061

Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される (954211)

CVE-2008-2250

1 - 安定した悪用コードの可能性

MS08-061

Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される (954211)

CVE-2008-2252

1 - 安定した悪用コードの可能性

機能する悪用コードは、マルチプロセッサー システムに対して作成される可能性が最も高いと考えられます。

MS08-061

Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される (954211)

CVE-2008-2251

3 - 機能する見込みのない悪用コード

脆弱性を悪用することは可能ですが、機能する悪用コードの作成は非常に困難です。

MS08-062

Windows インターネット印刷サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (953155)

CVE-2008-1446

1 - 安定した悪用コードの可能性

一貫した悪用コードが限定された標的型攻撃で確認されました。インターネット印刷プロトコル (IPP) サービスは既定で有功ですが、IIS を使用してこのサービスにアクセスするには、すべてのプラットフォームで既定で認証を必要とします。

MS08-063

SMB の脆弱性により、リモートでコードが実行される (957095)

CVE-2008-4038

2 - 不安定な悪用コードの可能性

MS08-064

仮想アドレス記述子の処理の脆弱性により、特権の昇格が起こる (956841)

CVE-2008-4036

2 - 不安定な悪用コードの可能性

MS08-065

メッセージ キューの脆弱性により、リモートでコードが実行される (951071)

CVE-2008-3479

3 - 機能する見込みのない悪用コード

情報の漏えいが起こる可能性がありますが、メモリから有益なコンテンツを取得することは必ずしも可能ではありません。メモリの破損の問題が引き起こされる可能性がありますが、リモートでのコードの実行は困難です。

MS08-066

Microsoft Ancillary Function ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される (956803)

CVE-2008-3464

1 - 安定した悪用コードの可能性

MS08-067

Server サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (958644)

CVE-2008-4250

1 - 安定した悪用コードの可能性

一貫した悪用コードが Windows XP および Windows Server 2003 に影響を及ぼす限定された標的型攻撃で確認されました。このサービスはすべての影響を受けるプラットフォームで既定で有効となっていますが、悪用される可能性が最も高いのは Microsoft Windows 2000、Windows XP および Windows Server 2003 です。Windows Vista および Windows Server 2008 については、UAC の一部として導入した、整合性レベルを強制する機能により、既定のインストールで認証を必要とします。またこの保護は、UAC プロンプト (UAC による注意表示機能) が無効でも実施されます。さらに、認証後も Address Space Layout Randomization (ASLR) およびデータ実行防止 (DEP) の強化により、悪用を困難にします。

影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード先

この表はどのように使用しますか?

この表を使用して、セキュリティ情報のリリース時に、インストールが必要なセキュリティ更新プログラムに関する情報をご確認ください。記載されている各ソフトウェア プログラムまたはコンポーネントをご覧いただき、セキュリティ更新プログラムがリリースされるかどうかを確認してください。ソフトウェア プログラムまたはコンポーネントが記載されている場合、脆弱性の深刻度も記載されています。

注: ひとつの脆弱性のために複数のセキュリティ更新プログラムをインストールする必要がある場合があります。上記の各セキュリティ情報の番号の表全体をご覧になり、お使いのシステムにインストールしてあるプログラムまたはコンポーネントをもとに、インストールする必要がある更新プログラムをご確認ください。

Windows オペレーティング システムおよびコンポーネント

Microsoft Windows 2000         

セキュリティ情報 ID 番号

MS08-067

MS08-060

MS08-058

MS08-066

MS08-061

MS08-062

MS08-063

MS08-064

MS08-065

最大深刻度

緊急

緊急

緊急

重要

重要

重要

重要

重要

重要

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4
(緊急)

Active Directory on Microsoft Windows 2000 Server Service Pack 4
(緊急)

Microsoft Internet Explorer 5.01 Service Pack 4
(緊急)

Microsoft Internet Explorer 6 Service Pack 1
(緊急)

対象外

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4
(重要)

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4
(重要)

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4
(重要)

対象外

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4
(重要)

Windows XP         

セキュリティ情報 ID 番号

MS08-067

MS08-060

MS08-058

MS08-066

MS08-061

MS08-062

MS08-063

MS08-064

MS08-065

最大深刻度

緊急

緊急

緊急

重要

重要

重要

重要

重要

重要

Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Service Pack 3

Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Service Pack 3
(緊急)

対象外

Microsoft Internet Explorer 6
(緊急)

Windows Internet Explorer 7
(重要)

Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Service Pack 3
(重要)

Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Service Pack 3
(重要)

Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Service Pack 3
(重要)

Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Service Pack 3
(重要)

Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Service Pack 3
(重要)

対象外

Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2

Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2
(緊急)

対象外

Microsoft Internet Explorer 6
(緊急)

Windows Internet Explorer 7
(重要)

Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2
(重要)

Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2
(重要)

Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2
(重要)

Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2
(重要)

Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2
(重要)

対象外

Windows Server 2003         

セキュリティ情報 ID 番号

MS08-067

MS08-060

MS08-058

MS08-066

MS08-061

MS08-062

MS08-063

MS08-064

MS08-065

最大深刻度

緊急

緊急

緊急

重要

重要

重要

重要

重要

重要

Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2

Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2
(緊急)

対象外

Microsoft Internet Explorer 6
(警告)

Windows Internet Explorer 7
(注意)

Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2
(重要)

Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2
(重要)

Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2
(重要)

Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2
(重要)

Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2
(重要)

対象外

Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2

Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2
(緊急)

対象外

Microsoft Internet Explorer 6
(警告)

Windows Internet Explorer 7
(注意)

Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2
(重要)

Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2
(重要)

Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2
(重要)

Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2
(重要)

Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2
(重要)

対象外

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems
(緊急)

対象外

Microsoft Internet Explorer 6
(警告)

Windows Internet Explorer 7
(注意)

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems
(重要)

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems
(重要)

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems
(重要)

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems
(重要)

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems
(重要)

対象外

Windows Vista         

セキュリティ情報 ID 番号

MS08-067

MS08-060

MS08-058

MS08-066

MS08-061

MS08-062

MS08-063

MS08-064

MS08-065

最大深刻度

緊急

緊急

緊急

重要

重要

重要

重要

重要

重要

Windows Vista および Windows Vista Service Pack 1

Windows Vista および Windows Vista Service Pack 1
(重要)

対象外

Windows Internet Explorer 7
(重要)

対象外

Windows Vista および Windows Vista Service Pack 1
(重要)

Windows Vista および Windows Vista Service Pack 1
(なし)***

Windows Vista および Windows Vista Service Pack 1
(重要)

Windows Vista および Windows Vista Service Pack 1
(重要)

対象外

Windows Vista x64 Edition および Windows Vista x64 Edition Service Pack 1

Windows Vista x64 Edition および Windows Vista x64 Edition Service Pack 1
(重要)

対象外

Windows Internet Explorer 7
(重要)

対象外

Windows Vista x64 Edition および Windows Vista x64 Edition Service Pack 1
(重要)

Windows Vista x64 Edition および Windows Vista x64 Edition Service Pack 1
(なし)***

Windows Vista x64 Edition および Windows Vista x64 Edition Service Pack 1
(重要)

Windows Vista x64 Edition および Windows Vista x64 Edition Service Pack 1
(重要)

対象外

Windows Server 2008         

セキュリティ情報 ID 番号

MS08-067

MS08-060

MS08-058

MS08-066

MS08-061

MS08-062

MS08-063

MS08-064

MS08-065

最大深刻度

緊急

緊急

緊急

重要

重要

重要

重要

重要

重要

Windows Server 2008 for 32-bit Systems

Windows Server 2008 for 32-bit Systems*
(重要)

対象外

Windows Internet Explorer 7**
(注意)

対象外

Windows Server 2008 for 32-bit Systems*
(重要)

Windows Server 2008 for 32-bit Systems*
(重要)

Windows Server 2008 for 32-bit Systems*
(重要)

Windows Server 2008 for 32-bit Systems*
(重要)

対象外

Windows Server 2008 for x64-based Systems

Windows Server 2008 for x64-based Systems*
(重要)

対象外

Windows Internet Explorer 7**
(注意)

対象外

Windows Server 2008 for x64-based Systems*
(重要)

Windows Server 2008 for x64-based Systems*
(重要)

Windows Server 2008 for x64-based Systems*
(重要)

Windows Server 2008 for x64-based Systems*
(重要)

対象外

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems
(重要)

対象外

Windows Internet Explorer 7
(注意)

対象外

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems
(重要)

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems
(なし)

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems
(重要)

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems
(重要)

対象外

*Windows Server 2008 Server Core インストールは影響を受けます。 サポートされているエディションの Windows Server 2008 では、Server Core インストール オプションを使用してインストールされているかどうかに関わらず、同じ深刻度でこの更新プログラムが適用されます。このインストール オプションに関する詳細情報は、Server Core をご覧ください。Windows Server 2008 の特定のエディションでは、Server Core インストール オプションが使用できないことに注意してください。詳細は、Server Core インストールオプションの比較 をご覧ください。

**Windows Server 2008 Server Core インストールは影響を受けません。 これらの更新プログラムで解決している脆弱性は、Server Core インストール オプションを使用して Windows Server 2008 をインストールした場合、サポートされているエディションの Windows Server 2008 に影響を与えません。このインストール オプションに関する詳細情報は、Server Core をご覧ください。Windows Server 2008 の特定のエディションでは、Server Core インストール オプションが使用できないことに注意してください。詳細は、Server Core インストールオプションの比較 をご覧ください。

*** この深刻度に関する詳細は、MS08-062 の「このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」をご覧ください。

Microsoft Office スイートおよびソフトウェア

Microsoft Office スイート、システム、およびコンポーネント  

セキュリティ情報 ID 番号

MS08-057

MS08-056

最大深刻度

緊急

警告

Microsoft Office 2000 Service Pack 3

Excel 2000 Service Pack 3
(KB955461)
(緊急)

対象外

Microsoft Office XP Service Pack 3

Excel 2002 Service Pack 3
(KB955464)
(重要)

Microsoft Office XP Service Pack 3
(KB956464)
(警告)

Microsoft Office 2003 Service Pack 2 および Microsoft Office 2003 Service Pack 3

Excel 2003 Service Pack 2
(KB955466)
(重要)

Excel 2003 Service Pack 3
(KB955466)
(重要)

対象外

2007 Microsoft Office System および 2007 Microsoft Office System Service Pack 1

Excel 2007
(KB955470)
(重要)

Excel 2007 Service Pack 1
(KB955470)
(重要)

対象外

Microsoft Office for Mac  

セキュリティ情報 ID 番号

MS08-057

MS08-056

最大深刻度

緊急

警告

Microsoft Office 2004 for Mac

Microsoft Office 2004 for Mac
(KB958312)
(重要)

対象外

Microsoft Office 2008 for Mac

Microsoft Office 2008 for Mac
(KB958267)
(重要)

対象外

Open XML File Format Converter for Mac

Open XML File Format Converter for Mac
(KB958304)
(重要)

対象外

その他の Office ソフトウェア  

セキュリティ情報 ID 番号

MS08-057

MS08-056

最大深刻度

緊急

警告

Microsoft Office Excel Viewer

Microsoft Office Excel Viewer 2003
(KB955468)
(重要)

Microsoft Office Excel Viewer 2003 Service Pack 3
(KB955468)
(重要)

Microsoft Office Excel Viewer
(KB955935)
(重要)

対象外

Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック

Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック
(KB955936)
(重要)

Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 1
(KB955936)
(重要)

対象外

Microsoft Office SharePoint Server 2007

Microsoft Office SharePoint Server 2007*
(KB955937)
(重要)

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1*
(KB955937)
(重要)

Microsoft Office SharePoint Server 2007 x64 Edition*
(KB955937)
(重要)

Microsoft Office SharePoint Server 2007 x64 Edition Service Pack 1*
(KB955937)
(重要)

対象外

*この更新プログラムは、既定の構成の Microsoft Office SharePoint Server 2007 Enterprise および Microsoft Office SharePoint Server 2007 For Internet Sites など、Excel のサービスがインストールされているサーバーに適用されます。Microsoft Office SharePoint Server 2007 Standard は Excel サービスを含みません。

Microsoft サーバー ソフトウェア

検出および展開ツールとガイダンス

セキュリティ セントラル

組織のサーバー、デスクトップ、モバイル コンピューターに適用する必要があるソフトウェアおよびセキュリティ更新プログラムを管理してください。詳細情報は、TechNet 更新プログラム管理をご覧ください。Microsoft TechNet セキュリティ センターでは、製品に関するセキュリティ情報を提供しています。

コンシューマーのお客様は セキュリティ At Home をご覧ください。この情報は「最新のセキュリティ更新プログラムを入手する」をクリックすることによってもご覧いただけます。

セキュリティ更新プログラムは Microsoft UpdateWindows Update および Office Update から利用可能です。セキュリティ更新プログラムはマイクロソフト ダウンロード センターからダウンロードすることができます。「security update」のキーワード探索によって容易に見つけることができます。さらに、セキュリティ更新プログラムは Windows Update カタログからダウンロードできます。「アップデートのカタログ」の関連情報を参照するには、サポート技術情報 323166 をご覧ください。

検出および適用のガイダンス

マイクロソフトは今月のセキュリティ更新プログラムについての検出および適用のガイダンスを提供しました。このガイダンスは、IT プロフェッショナルが Windows Update、Microsoft Update、Office Update、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA)、Office 検出 Tool、Microsoft Systems Management Server (SMS)、Extended Security Update Inventory Tool および Enterprise Update Scan Tool (EST) など、各種ツールを使用したセキュリティ更新プログラムの適用方法を理解するのに役立ちます。詳細情報は、サポート技術情報 910723 をご覧ください。

Microsoft Baseline Security Analyzer

Microsoft Baseline Security Analyzer は、管理者によりローカルコンピューターやリモートコンピューターの未適 用のセキュリティ更新プログラムの確認、一般的なセキュリティの設定の検査を行うことができます。MBSA の詳細情報については、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) Web サイトをご覧ください。

Windows Server Update Services

Windows Server Update Services (WSUS) により、最新の状態を維持するために重要な更新プログラムを迅速かつ確実に配布することができます。WSUS は Windows 2000 以降のオペレーティング システム用のセキュリティ更新プログラム、Office XP 以降の Office 用のセキュリティ更新プログラム、Exchange Server 2003 およびそれ以降のバージョン、SQL Server 2000 およびそれ以降のバージョン用のセキュリティ更新プログラムに対応しています。

Windows Server Update Services によるセキュリティ更新プログラムの配布に関する詳細は Windows Server Update Services Web サイト をご覧ください。

Systems Management Server

Microsoft Systems Management Server (SMS) は更新プログラムを管理するための、構成可能なエンタープライズ ソリューションを提供します。SMS により、管理者はセキュリティ更新プログラムを必要とする Windows ベースのコンピューターを識別し、エンド ユーザーへの中断を最小限にして、エンタープライズ全体にこれらの更新プログラムの適用を管理することができます。管理者が SMS 2003 を使用してセキュリティ更新プログラムを展開する方法に関する詳細情報は SMS 2003 セキュリティ パッチの管理をご覧下さい。SMS 2.0 をご使用のお客様は、セキュリティ更新プログラムの適用を補助するツールである SMS Software Update Services Feature Pack を使用することもできます。SMS に関する情報は、Microsoft Systems Management Server をご覧ください。

: SMS は Microsoft Baseline Security Analyzer および Microsoft Office 検出ツールを活用してセキュリティ情報で提供された更新プログラムの検出と適用について広範なサポートを提供します。これらのツールにより検出されないソフトウェアの更新プログラムもあります。管理者は、特定のコンピューターへの更新プログラムを対象とし、これらの場合に SMS のインベントリ機能を使用することができます。この手順に関する情報は、Deploying Software Updates Using the SMS Software Distribution Feature をご覧ください。コンピューターの再起動後、管理者権限を必要とするセキュリティ更新プログラムもあります。管理者は、SMS 2.0 Administration Feature Pack の上位権利での展開ツール (SMS 2003 Administration Feature Pack および SMS 2.0 Administration Feature Pack で利用可能) は、これらの更新プログラムのインストールに使用することができます。

関連情報

Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール

マイクロソフトは Windows Update、Microsoft Update、Windows Server Update Services およびダウンロード センターで Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールの更新バージョンを公開しました。

MU、WU、および WSUS でのセキュリティ以外の優先度の高い更新プログラム

Windows Update および Microsoft Update のセキュリティ以外のリリースの詳細は、次をご覧ください。

サポート技術情報 894199 (英語情報): 2008 年のコンテンツでは、Software Update Services (SUS) および Windows Server Update Services (WSUS) の情報が変更されました。すべての Windows のコンテンツが含まれます

New, Revised, and Released Updates for Microsoft Products Other Than Microsoft Windows. (英語情報)

この情報はセキュリティ情報と同日に公開予定の Microsoft Update、Windows Update、および Windows Server Update Services でのセキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムにのみ関連することに注意してください。その他の日に公開されるセキュリティ以外の更新プログラムに関する情報は提供しません

セキュリティの計画とコミュニティ

更新プログラムの管理の計画

パッチ管理のセキュリティ ガイドで、セキュリティ更新プログラムの適用についてのマイクロソフトの推奨策に関する情報を提供しています。

他のセキュリティ更新プログラムの入手先

他のセキュリティ問題を解決する更新プログラムは以下のサイトから入手できます。

セキュリティ更新プログラムは マイクロソフト ダウンロード センターからダウンロードすることができます。「security update」のキーワード探索によって容易に見つけることができます。

コンシューマー用プラットフォームの更新プログラムは、Microsoft Update でご利用になれます。

今月の Windows Update で提供されているセキュリティ更新プログラム、セキュリティおよび緊急のリリースの ISO CD イメージをマイクロソフト ダウンロード センターから入手することができます。詳細情報は、サポート技術情報 913086 をご覧ください。

IT Pro Security Zone Community

セキュリティの強化および IT インフラストラクチャの最適化について学び、セキュリティ関連のトピックについてその他の IT プロフェッショナルとの情報交換を行うためには、IT Pro Security Community (英語) をご覧下さい。

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力して下さった下記の方に対し、マイクロソフトは深い 謝意 を表します。

MS08-056 で説明している問題について報告してくださった ネットエージェント株式会社

MS08-057 で説明している問題について報告してくださった IDefense の Joshua J. Drake 氏

MS08-057 で説明している問題について報告してくださった TippingPoint および Zero Day Initiative に協力している Wushi 氏

MS08-057 で説明している問題について報告してくださった IDefense VCP に協力している Laboskopia の Lionel d'Hauenens 氏

MS08-058 で説明している問題について報告してくださった David Bloom 氏

MS08-058 で説明している問題について報告してくださった Gregory Rubin 氏

MS08-058 で説明している問題について報告してくださった TippingPoint および Zero Day Initiative に協力している Ivan Fratric

MS08-058 で説明している問題について報告してくださった n.runs の Thierry Zoller 氏

MS08-058 で説明している問題について報告してくださった Composica の Lee Dagon 氏

MS08-059 で説明している問題について報告してくださった iDefense VCP に協力している Harmony Security の Stephen Fewer 氏

MS08-060 で説明している問題について報告してくださった nCircle の Paul Miseiko 氏

MS08-061 で説明している問題について報告してくださった iShadow の Paul Caton 氏

MS08-061 で説明している問題について報告してくださった SkyRecon のThomas Garnier 氏

MS08-062 で説明している問題について報告してくださった CERT/CC

MS08-063 で説明している問題について報告してくださった Codenomicon の Joshua Morin 氏

MS08-065 で説明している問題について報告してくださった TippingPoint および Zero Day Initiative

MS08-066 で説明している問題について報告してくださった SkyRecon の Fabien Le Mentec 氏

サポート

セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。

その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償またはインシデントの未消費にてサポートをご提供いた します。マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法は こちら をご覧ください。

免責 :

本セキュリティ情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失 利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴 :

2008/10/15: このセキュリティ情報ページを公開しました。

2008/10/16: このセキュリティ情報ページを更新し、Windows Server 2008 for Itanium-based Systems (MS08-062) についての深刻度の評価を削除しました。

2008/10/17: マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-062 の 「概要」 を更新しました。

2008/10/24: マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-067: Server サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (958644) を追加しました。


 

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