常勤医は4人と修正報告へ 岡山医療センター

 東京の妊婦死亡問題を受けて厚生労働省が公表した全国の「総合周産期母子医療センター」の常勤の産科医数に関する調査結果について、国立病院機構岡山医療センター(岡山市)の青山興司院長は25日、「国に3人と報告したが、正しくは4人」として、近く報告し直すことを明らかにした。
 同センターは24日、共同通信の取材に、「当直は地域の医師に協力を求め計7人態勢でこなしている」と説明したが、青山院長は「実際は常勤医4人に非常勤の医師4人を加え計8人で当直を回している。開業医に応援は頼んでおらず、他の医療機関からも緊急時を除いてはほとんど協力を求めていない。説明に不十分な点があり、誤解を与えた可能性がある」と話している。
 調査は4月1日時点で総合周産期母子医療センターに指定されていた73施設(現在は74施設)を対象に実施。都立墨東病院で妊婦が死亡した問題を受け、24日開かれた民主党の厚労部門会議で同省が明らかにした。
2008年10月26日日曜日

社会



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