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【サッカー】

J新専務理事に中野氏就任 『秋春制』移行には慎重

2008年10月22日 紙面から

 Jリーグは21日の理事会で、7月から空席だった専務理事にJ1新潟社長の中野幸夫氏(53)の就任を承認した。任期は来年1月から10年6月末まで。新潟の立ち上げから経営にかかわり、熱狂的なサポーターに支持される「地域密着」のクラブ運営に成功した手腕などが評価された。鬼武チェアマンからは「将来的な(チェアマン)候補の1人」にも挙げられた。

 会見した中野氏はこの日、日本協会の犬飼会長が提唱する2010年秋からのリーグ秋春制移行問題に触れ、「現職の立場として」と積雪の多い地域の代表と前置きした上で、「(積雪など)厳しい季節にどのように運営するのか、課題はたくさんある。理事会での検討問題とは認識しているが、賛成、反対を述べる段階ではない」と慎重な姿勢を示した。

 鬼武チェアマンによると、来週にも開催するJリーグ将来構想委員会で「リーグ秋春制」の是非を再討議する。

 

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