市民が行政・議会・一部のネット族を監視するための辛口情報紙・東村山市民新聞


まだ自分の無知に気づかない方が、「監査委員の監査」を叫んでるようです。

 認可保育園の定期監査は、認可権者・都の福祉保健局指導監査部が行います。なぜ、都の福祉保健局に「指導監査部」が置かれているか、ごぞんじないようで、自分が必死に叫んでいることが支離滅裂、趣旨不明なのも分からないようですね。気の毒に、「りんごっこ保育園」を根拠なく攻撃する創価系児童課職員のお仲間、というか残党のお一人のようですが、そのような稚拙なレベルで、矢野議員や朝木議員を非難しても、痛痒を感じないというのが両議員の率直な気持ちではないでしょうか。匿名でネットを恣意的に使って他人を攻撃するような人達には厳しい監視が必要です。

 「知ったかぶり」にもほどがありますよね!先ず学習を。
 法令を知らない自分の無知を、ブログで、書きなぐっているのも気づかず、矢野議員や朝木議員の辞職がどうの、などと叫ぶ方がいるようなので、警告を兼ねて、必要事項を指摘をしておくことにしましょう。
 「無知」の典型となった主張は、以下のとおりです。

東村山市において定期監査がどの部署が行っており、それは東京都の指導監査部の行う指導検査や監査とは明らかに異なることがわかりそうなものである」「りんごっこ保育園が『定期監査』を受けたなどと厳しい検査を受検してそれに合格したような印象操作を行っていることが不当そのものである」

 まず、認可保育園に対する「定期監査」(施設、経理、運営等全般)は、東京都が、児童福祉法第46条第1項に基づき行っているものですが、認可保育園に対して、認可権限をもっていない「市町村」が監査とりわけ「定期監査」を行うことを認める法律上の条文はありません。
 次に「りんごっこ保育園が『定期監査』を受けた」のは、客観的事実で都も明確に認めています。矢野議員や朝木議員に対していいがかりのような宣伝をする前に、東京都に確認してみたらどうでしょうか?また、「定期監査」結果、児童福祉施設最低基準を含め関係法令上、何ら問題がなかったことは、トップページのとおりです。

 したがって、市町村は認可保育園に対して「定期監査」を行うことができませんので、東村山市の保育担当所管の児童課であれ、補助金交付団体を監査する監査委員事務局であれ、「定期監査」を行うことはできません。
 市町村が当該認可保育園に補助金を交付している場合は、当該補助金に関して当該保育園の協力をえて調査(行政指導の一種)を行うことは可能ですが、行政指導はあくまでも、対象となる認可保育園の「協力」がなければ実施することができないことは、行政手続法又は東村山市行政手続条例により規定されています。
 
 そして、保育園には、認可外保育所(認可外保育室、東京都認証保育所)と児童福祉法第35条第4項に基づいて設置される「認可保育所」がありますが、創価及び東村山市内の保育事業者(東京都認証保育所・空飛ぶ三輪車)とその元職員(佐藤真和市議)が根拠なく攻撃をつづけている「りんごっこ保育園」は、認可保育園ですので、東村山市は直接の権限は何らもっておりません。
 むしろ、東村山市は、待機児童が多く「保育の実施への需要が増大している地域」ですので、児童福祉法の次の規定により、認可保育園に対して「必要な援助」をしなければなりませんが、保育担当所管の児童課には創価系の職員がいて、逆の動きをしている実態があり、都の定期監査が終了した後も、「りんごっこ保育園」に何か問題があるかのようにまだ嘯いているようですが、待機児対策を進めるべき市の担当職員の使命を忘れた公務員として資質に欠ける態度です。上に紹介した「無知」に自覚がなく、破廉恥にも自分の無知をさんざんネットで書いている方のお仲間でしょうか。

「第56条の11  国及び地方公共団体は、市町村保育計画又は都道府県保育計画の達成に資する事業を行う者に対し、当該事業の円滑な実施のために必要な援助をするように努めなければならない。 」
 
 東村山市民新聞の記事を非難した前記主張は、児童福祉法や行政手続法又は東村山市行政手続条例等の法令、保育行政の実態、認可保育園に対する定期監査の実務を全くご存知ないことから、自分の無知に気づかす、かきなぐっているにすぎないものと思われますが、わざわざ地方自治法や会計検査院の話をもってこなくても、実際に都の、開設監査や定期監査を受けたことのある認可保育園の関係者に教えてもらえば、すぐにわかる話にすぎません。

 一時代前の行政手続法や行政手続条例が施行される以前ならともかく、補助金を出しているからと言って、行政が何でもできるわけでないことも少しは勉強してほしいものです。
 そして、なぜ、認可保育園の定期監査を、東京都福祉保健局指導監査部が行う制度になっているか、まず、東京都福祉保健局指導監査部の公式サイトで学習してみることだと思います。

 知らないで、無知をさらけ出しているのは、まことに浅ましい限りですが、それだけではすまなくなりますので、注意を喚起しておきましょう。


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