違法な派遣を繰り返し、7月末で廃業した「グッドウィル」の元支店長ら19人が、名ばかり管理職として長時間労働を強いられたとして、総額6720万円余りの残業代の支払いを求める労働審判を東京地裁に申し立てました。
東京地裁に労働審判を申し立てたのは、7月末で廃業した「グッドウィル」の25歳から49歳の元支店長ら19人です。
元支店長らは「名ばかり管理職」として、残業代も支払われずに長時間労働を強いられたとして、1人当たりおよそ139万円から635万円、総額6720万円余りの残業代の支払いを求めています。
19人が加盟する組合では7月から会社側との団体交渉を繰り返してきましたが、会社側が支払いに応じないため申し立てに踏み切ったとしています。(24日22:17)