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10/25-12:59--最後の訴え奔走　あす投開票　岡山県知事選2008

　任期満了に伴う岡山県知事選は26日、投票が行われ、即日開票される。いずれも無所属で現職の石井正弘氏（62）、新人の会社役員住宅正人氏（44）が立候補し、激しい選挙戦を展開してきた。選挙運動最終日の25日はともに大票田の岡山市内を回り、最後の訴えに奔走した。　石井候補は、県財政に見込まれる単年度４００億円規模の収支不足解消へ、財政構造改革プランの達成を主張。一方で、子育て支援や安全安心の地域づくり、ものづくり産業育成や、中四国の拠点性向上などの施策への配慮も公約に掲げ「暮らしやすさ日本一の岡山県を構築していきたい。ふるさと岡山の発展に懸ける情熱は誰にも負けない」と訴える。住宅候補は、財政構造改革プランの白紙撤回を掲げるとともに、行財政改革を抜本的に見直す必要性を強調。多選禁止条例の制定や外郭団体の統廃合、企業誘致による雇用の確保、観光業や農林水産業の振興での経済活性化などを主な政策とし「前向きなビジョンで岡山県の活性化、財政再建を進めていく。県民のために死に物狂いで働く」と力を込める。今選挙では自民、民主、公明の各党は、多選候補の推薦を見送る本部の方針などから、自主投票で対応。社民は石井候補を支援し、共産は「反石井」の考えから住宅候補を実質支援する。石井候補は１３０を超える団体の推薦を受け、２８後援会が中心となって活動を展開。住宅候補は同窓生らによる草の根の戦いを進め、これを一部有力企業が支えている。投票所は県内８５７カ所、投票時間は一部を除き午前７時から午後８時まで。有権者数（８日現在）は１５８万３５４２人（男７５万２７６４人、女８３万７７８人）。

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