ここから本文です。現在の位置は トップ > 地域ニュース > 千葉 > 記事です。

千葉

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

山武地域医療センター構想:九十九里町・東金市運営のシミュレーション示す /千葉

 ◇県支援85億6000万円

 山武地域の地域医療センター構想で、県は24日、東金市と九十九里町に1市1町で運営した場合のシミュレーションを示した。県の支援総額は85億6000万円と、県の単独病院に対する支援額としては過去最大規模。堂本暁子知事は「県としては一生懸命やった。返事を待っている」と述べた。

 今月6日、大網白里町議会が関連する補正予算案を否決し、1市2町での構想は白紙となった。その後、東金市と九十九里町が2市町での運営を検討し、県は負担額などを試算していた。

 県のシミュレーションによると、センターは病床数314、医師50人体制で17診療科。救急センターが併設される。

 1市1町の実質負担額は、2市町が現在、成東病院のために支出している額とほぼ同じ年間2億6500万円。県は建設時に10億6700万円を負担し、以後10年間は毎年7億4900万円を支援する。

 24日県庁を訪れた志賀直温・東金市長は「可能性がみられるものだ」と述べた。1市1町は今後、専門の第三者機関にも検証を依頼し、今月中に病床数を県に申請するとみられる。【神足俊輔】

毎日新聞 2008年10月25日 地方版

 
郷土料理百選

特集企画

おすすめ情報