2008年10月25日 9時34分更新
東京で脳内出血を起こした妊娠中の女性が、8つの医療機関から受け入れを断られ死亡した問題で、県内ではリスクの高い妊婦を受け入れる医療機関として県立病院が指定されていますが、県立病院は、今年度、受け入れを断ったケースが3回あることがわかりました。リスクの高い妊婦を受け入れる総合周産期母子医療センターには、福井市の県立病院が指定されています。県立病院によりますと、今年度、妊婦の救急搬送を断ったケースが3回あるということです。具体的な時期や内容は明らかにしていませんが、断った理由で県立病院は、いずれも集中治療室に空きがなく妊婦の状態が比較的安定していためと説明していて、別の医療機関を紹介したとしています。