2008年10月25日 12時29分更新
県立の会津総合病院と喜多方病院が統合され会津若松市に新たに建設される病院について、福島県は県立医科大学の付属病院として整備することを正式に決め、地域の拠点病院となるよう大学側と協議を進めていくことになりました。
福島県では県立病院改革の一環として、会津総合病院と喜多方病院を統合して会津若松市に新しい病院を建設し、平成23年度から診療を始める計画です。
これについて県は医師の確保を図るため、新しい病院を県立医科大学の付属病院として整備する方針を24日開いた幹部会で正式に決めました。
そのうえで、病床の数は230床とすることや、医師がどれだけ確保できるかを見極めて診療科を決めること、大学の経営に悪影響が出ないようにすることなどについて、今後、大学側と具体的に協議を進めていく方針を申し合わせました。
新しい病院では、患者のさまざまな初期症状に対応できる「家庭医」の育成にも取り組み、専門医との連携に向けた検討も進められるということです。