＜三浦元社長＞遺骨とともに妻帰国へ…「いつの日か真実を」

　【レークウッド（米コロラド州）吉富裕倫】８１年の米ロサンゼルス銃撃事件で逮捕され、ロス市警本部の留置場で１０日に死亡した三浦和義・元輸入雑貨販売会社社長（６１）＝日本では無罪確定＝の妻良枝さんら遺族が２４日、元社長の遺骨とともにロサンゼルス国際空港を出発し、帰国の途に就いた。

　元社長の遺体は２３日にロスで火葬された。良枝さんはロスの日本総領事館を通じ「夫と共に日本に戻ることができます。夫の死（の真相）は、いまだ解明されぬままですが、いつの日か真実が明かされ、私たちの心の中に平穏が訪れてくれる時を願っております」とのコメントを出した。

　遺族は元社長の遺体を民間の病理学者に鑑定依頼した結果、元社長は他殺だったと主張。これに対しロス市警は「留置場内で自殺した」と発表した。

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