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【政治】

首相『ホテルのバーは安い』 高級店通い 指摘に“逆上”

2008年10月23日 朝刊

 「ホテルのバーは安全で安い」

 麻生太郎首相は公務後、頻繁にホテルのバーで飲食している。二十二日、記者団から「何万円もする高級店に連日行くのは庶民の感覚から懸け離れている」と質問された首相はこう反論した。さらに「これまでのスタイル。変えるつもりはない」と、バー通いの続行宣言をした。

 首相はほぼ連日、都内の帝国ホテルやホテルオークラ東京などに出掛けて飲食している。

 首相周辺は「一日の終わりはバーで葉巻を吸って、頭を空にするのが首相の習慣」と明かす。

 憩いのひとときの過ごし方に横やりを入れられたと思ったのか、首相は記者団に「毎晩、高級料亭みたいな話に作り替えている。引っかけるような言い方はやめろ」と気色ばんだり、「(マスコミは)店の妨害をして平気ですか。答えろ」とかみつく場面もあった。

 一方、社民党の福島瑞穂党首は記者会見で「毎晩、高いところで食事して、秘書官ともバーで打ち合わせ、お金と体がよく持つなあ」と皮肉を効かせた。

 

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