【2008年10月24日19時22分 更新】


1.ソフトバンク王前監督が知事表敬
 (10/24 17:53)

今シーズンで監督を退任した、福岡ソフトバンクホークスの王貞治前監督が、24日、県庁を訪れ、東国原知事に監督退任を報告しました。毎年キャンプで訪れるなど、宮崎との関係も深い王前監督・・・東国原知事に対して、「これからも宮崎に来たい」と笑顔で話していました。(福岡ソフトバンクホークス・王貞治前監督)「失礼します。どうも」県庁を訪れた、福岡ソフトバンクホークスの王貞治前監督。まず、東国原知事から、「夢や希望をありがとう」などとメッセージの書かれた、県内産のバラが贈られました。監督退任と、球団の最高顧問に就任したことを、東国原知事に報告した王前監督、キャンプ地・宮崎のすばらしさを熱く語りました。(福岡ソフトバンクホークス・王貞治前監督)「ファンの人もたくさん多く来てくれているので、励みになるんですよね。やっぱりしんどい練習だけど、見てる人がいるのといないのでは、全然違いますからね」「12球団で一番いいんじゃないですか、整備が整っているという点では」少年時代から王前監督の大ファンだったという、東国原知事・・・憧れの人物を前に緊張したのか、24日は、終始、聞き役に徹していました。(東国原知事)「(きょうは久々に緊張されたのでは?)緊張しております、はい」「今回(監督退任は)残念だったんですけども、まあしょうがないかなと思います。本当にこれまで長い間ありがとうございましたと、県民を代表して、感謝を心から敬意を表したいと思います」((福岡ソフトバンクホークス・王貞治前監督)「ありがとうございます。私は50年間、私のプロ入り1年目のキャンプが宮崎からだったんで、今年でちょうど50年なんで、本当に最初から最後まで宮崎でお世話になったものですから」「これからも折を見て来たいと思いますので、よろしくお願いします」秋山新監督のもと、来シーズン、6年ぶりの日本一を目指すソフトバンクホークスは、10月27日から、宮崎市で秋季キャンプをスタートさせます。


2.エコプラザ、補強工事は12.8億円
 (10/24 19:25)

エコクリーンプラザみやざきをめぐる問題で、県の外部調査委員会は、24日、施設の機能を回復するための補強工事について、検討結果を公表しました。それによりますと、補強工事には、当初、想定していた額の倍以上となる、約13億円が必要となる見込みです。この問題は、エコクリーンプラザみやざきで、ごみ処理に伴う汚水を一時的に貯める、調整池の一部が、地盤沈下によって破損し、使用できなくなっているものです。問題の発覚を受けて設置された、県の外部調査委員会は、原因究明などの一方で、施設の機能を回復する対策について、地盤改良など3つの案を、検討してきました。その結果、工事にかかる期間が最も短い上、経済性などの面でも優れているとして、現在の施設を、鉄筋コンクリート製の杭などで補強する工法が、最も適切と結論付けました。(県外部調査委員会委員中澤隆雄宮崎大学教授)「どの案を使っても、きっちりと安全性を確保できると、我々は確認しているので、その点(安全性)は心配していない」外部調査委員会が選択した工法は、調整池の下に、直径2メートルの鉄筋コンクリート製の杭を、あわせて23本打ち込むなどして、施設を補強するものです。また、委員会では、今回、耐震性も考慮すべきと判断したため、調整池のうち、すでに、補修を行っている部分についても、さらに補強が必要になりました。この結果、全体の工費費用は、12億8000万円と、当初、見込まれていた5億円の倍以上に膨らみました。また、工事は、16か月間かかる見通しです。施設を運営する県環境整備公社は、外部調査委員会が選択した工法で、今後、施設を改善する方針です。しかし、施設を利用する、11市町村に協力を求める費用負担の問題については、今のところ、全くメドが立っていないということです。また、外部調査委員会では、今後も検討作業を進め、責任の所在などを含む、最終的な結論を、年内にもまとめることにしています。(県外部調査委員会委員中澤隆雄宮崎大学教授)「当初の設計の良し悪しは簡単に結論出せない、これから外部調査委員会の中で、十分検討し、どこにいろんな問題があったのか検討していきたい」問題の発覚から半年あまり。補強工事の方向性が示されたことで、今後は、多額の税金負担を伴う、今回の問題を引き起こした責任の所在をいかに明確化し、県民の理解を得るかが、焦点となります。


3.補強工事案を関係市町村長に説明
 (10/24 18:59)

エコクリーンプラザみやざきでは、関係市町村長などが出席した、連絡調整会議が開かれ、外部調査委員会が示した補強工事の案について、説明がありました。会議では、まず、外部調査委員会が提示した、補強工事の概要や、工事の進め方について、専門家が説明しました。これに対し、出席者からは、「迅速に工事に着手すべきだ」という意見が出される一方、地元住民からは、「以前も、安全で安心な施設と説明されたのに、こうした問題が起きたから信用できない」といった、不安の声も聞かれました。外部調査委員会は、24日、補強工事に必要な費用は、当初考えていた倍以上の約13億円と、見込んでいることを明らかにしました。このため、費用を負担する市町村からは、「着工を最終決定するためには、理事会のメンバーを見直すべき」など厳しい意見が相次ぎ、多くの課題が残された会議となりました。


4.川南・ひき逃げ 会社員の男逮捕
 (10/24 18:59)

約12時間で犯人逮捕です。川南町で男性が死亡したひき逃げ事件で、警察は、24日午後、現場近くに住む男を、ひき逃げの疑いで、逮捕しました。(中木場記者リポート)「こちらの町道で、ひき逃げとみられる事件が、発生しました。周りには、外灯などはなく、当時は、暗かったものと思われます。」捕まったのは、川南町平田の会社員、鴨田浩一容疑者44歳です。調べによりますと、鴨田容疑者は、24日午前4時ごろ、川南町平田の町道で、普通乗用車を運転中、男性をはね、そのまま逃げた疑いです。はねられた男性は、頭などを強く打って、間もなく死亡し、その後、都農町川北の専門学校講師、黒木速人さん52歳であることが判りました。警察では、事故現場に残っていた、車の部品などから、鴨田容疑者を割り出し、24日午後4時ごろ、ひき逃げの疑いで、逮捕しました。調べに対し、鴨田容疑者は容疑を認めていて、現在、警察で、逃げた理由などを、厳しく追及しています。


5.幼稚園児ふれあいイベント
 (10/24 17:53)

延岡から、幼稚園児とその家族が参加した、交流イベントの話題です。体育館を元気に走る子供たち・・・延岡市で開かれた交流イベントです。市内の4つの公立幼稚園から、園児とその家族、合わせて400人が参加しました。体育館には、遊具コーナーや、牛乳パックを使ったおもちゃコーナーなどが設けられ、子供たちは、友達や家族と一緒に楽しそうに遊んでいました。(参加した子供)「楽しかった」(母親)「いいですね。みんな仲良くなれて。今割と(交流の場が)少ない。だから交流になっていい」主催した延岡市の幼稚園協会では、「イベントを通して、交流の輪が広がれば」と話していました。


6.菊川優希選手が世界大会優勝!
 (10/24 19:01)

23日からタイで開かれている、柔道の世界ジュニア選手権で、宮崎商業3年の菊川優希選手が、63キロ級決勝で、オランダの選手を下し、見事優勝を果たしました。柔道の宮崎商業、菊川優希選手が、世界ジュニア、チャンピオンの栄冠を勝ち取ったということです。


7.秋の九州高校野球開幕
 (10/24 19:01)

センバツ甲子園の参考資料となる、秋の九州高校野球大会が、24日から佐賀県で始まりました。24日の開会式には、各県の予選を勝ち抜いた19校が参加、県代表の宮崎日大と、日章学園の選手たちも堂々の行進を見せました。開会式の後、1回戦が行われ、日章学園は、地元・佐賀の唐津南と対戦しました。ベスト4に入ると、センバツ甲子園が見えてくるこの大会、日章学園は、2回、6番・宇田津のタイムリーなどで2点を先制します。しかし、その後、同点に追いつかれた日章学園は、結局、6対5、延長10回サヨナラで唐津南に破れました。25日は、県予選を制した宮崎日大が、長崎県の波佐見と対戦します。


8.広島カープが宮崎入り
 (10/24 17:53)

プロ野球、広島カープの若手選手が、秋季キャンプのため、24日宮崎入りしました。今シーズン4位に終わり、惜しくもクライマックスシリーズ進出を逃した、広島カープ。来シーズンへの雪辱を誓い、若手選手ら約30人が、空路、宮崎入りしました。(広島カープ選手会長・倉義和選手)「今年シーズンで悔しい思いをしたので、又この宮崎という地で鍛えなおして、来年につながるように頑張ります。応援宜しくお願いします。」広島カープの秋季キャンプは、25日から11月11日まで、日南市で行われます。


9.女子プロゴルフ・大山が首位
 (10/24 19:18)

兵庫県で始まったマスターズゴルフ倶楽部レディースの初日、宮崎市出身の大山志保選手は、2位に5打差をつけ、単独トップに立っています。2位には、横峯さくら選手らがつけています。


9.県学校発明くふう展
 (10/24 17:53)

子供たちのアイデアあふれる作品を集めた、「県学校発明くふう展」が、宮崎市で開かれています。この「発明くふう展」は、創造力に富んだ人材を育てようと、県などが主催して、毎年開いているもので、会場の宮崎科学技術館には、県内の児童・生徒の作品、180点余りが展示されています。今回、最優秀賞に輝いたのは、都城市立祝吉小学校の浜田葉月さんの作品で、「せんたくものパットリ君」。突然、雨が降ったときに、干したTシャツなどを簡単に取り込めるよう、工夫されています。また、優秀賞の、荒木藍さんの作品、「ひらけ!紙パック」は、紙パックをセットして、カットしていくと、きれいに切り開くことができ、手軽にリサイクルできます。会場には、このほか、こぶしで思い切りたたくと、ランプがつくストレス解消機や、ビー玉などを利用した、遊び心いっぱいの作品が並んでいます。「県学校発明くふう展」は、26日まで、宮崎科学技術館で開かれています。


9.都城でクリーン作戦
 (10/24 17:53)

街をきれいにしようと、都城市で、24日、ボランティアによる清掃作業がありました。清掃作業を行ったのは、食育や環境問題に取り組むボランティア団体、「都城市生活学校連絡会」です。清掃には、連絡会の会員や地元企業から、約120人が参加し、「クリーン作戦」と銘打って、都城市の神柱公園と、沖水川の河川敷を清掃しました。このうち、神柱公園では、参加者たちが、花壇の草をとったり、落葉をほうきで集めたりして、公園を隅々まできれいにしていました。ボランティア団体では、市民に、レジ袋の削減なども呼びかけ、自分たちで出来る環境活動に、取り組んでいきたいとしています。