2008-10-19
■[発声練習][研究] 卒業研究・修士研究時のセルフケアをお忘れなく
一つ前のエントリーでも書いたけど、卒業研究や修士研究で体調崩したり、心の調子を崩したりするのはバカらしい。真剣にかつ楽しくやろう。定期的に次の事柄を確認してみて。
- 週を平均して、自分にとってベストな睡眠時間ぐらい寝れている?
- 睡眠は精神バランスの維持に重要な要素なので、十分に寝ること
- 定期的に運動しているのに眠気がこない場合は、念のためカウンセリングに行こう
- 定期的(最低週に一度)は運動している?
- 中国理系最高峰の清華大学の格言「7は8に勝る」。意味:7時間勉強して1時間運動する方が、8時間連続で勉強することよりも効率が良い
- 研究においては、一時的に頭を研究以外にそらすことが重要。運動は良い方法。
- 私にとって、悩んだときの常套手段は散歩。1〜2時間くらい歩くと良いアイデアが浮かぶことが多い
- 中国でアイデアが一番浮かぶ場所と言われているのが3乗(馬の上、トイレの上、ベッドの上)。頭を緩める必要を感じて。
- 食事はちゃんととれている?
- 心が急くと食事内容も荒れる。大学の食堂をうまく利用しよう。
- お金に問題があるならば、自炊をしよう。料理しているときも研究を一旦忘れるうまい機会。
- 炭水化物を少なくすると頭が回らないので注意。
- 特に冬場は、ビタミンの摂取を忘れずに。風邪をひくと1週間程度のロスになる
- 週に1度は、遊んでる?
- All work and no play makes Jack a dull boy. よく遊び、よく学べ。
- 現実逃避的に遊ぶのではなく、自分へのご褒美として計画して遊ぶべき
- 自分で自分を調教する。「おい、俺!この実験が終わったら徹夜でマージャンして良いぞ」
- 最近、体の調子が悪くない?
- 特に原因なく、体の調子が悪い場合は精神が肉体に信号を出しているかもしれないので注意
- 寝れない、あるいは、朝、布団から出れないという症状が一緒に出ているならば、至急、カウンセリングへ
- 肩こりや背中の凝りがひどくなった場合は、まずは、運動、次に、入浴&睡眠。それでも解決しなければ、カウンセリングへ
- 間違った使い方としての「健全な肉体に健全な精神が宿る」を私は信じている。体調が万全でないと精神活動も万全にならない。風邪をひいていたり、虫歯が痛かったり、頭痛や肩こりがひどいときに良い研究ができるわけない。まずは、体調を万全にして、それから研究にいそしもう。
- 体育会系部活で言う「休むのも練習のうち」
- インフルエンザの予防接種も考えてみては?
- 最近の流行の曲や映画、服、季節の移ろいに気づいている?
- あなたの好きな分野の現在の流行りがわからなくなっていたら、あなたの心に余裕が失われている証拠。対処しよう。
- 空の高さや、空気が冷たくなっていく様子、日の入りが早くなっていることなど、気が付いている?
- 週平均であなたが必要とするおしゃべりの時間を取れている?
- 先生と二日一度は会っている?
- 週に一度だとアピール不足だと思う。
- 二日に一度は質問に行こう。
- うまい手は、お昼(ブランチ)を先生と一緒に行くこと。
- 研究室のメンバーに挨拶できてる?
- 困ったときに質問できる関係になっていないといけない
- 挨拶はコミュニケーションの基本。研究室に来たときに「こんにちは」、帰るときに「お先に失礼します」で十分
- 一緒にがんばっている仲間がいると結構がんばれるよ。定期的に教員への悪口を言う仲間同士の飲み会もお忘れなく。
- (自宅生の場合)家族に自分の状態を適宜伝えている?
- 大学生にもなると親がうざったいと思うけど、親もあなたの大学生活を心配しているので、適当にゼミでボコボコにされた話とか、研究が進まなくて泣きそうな話とかをしてあげよう
- 親や兄弟に自分の行っている研究をわかりやすく説明するのは、非常に良い発表練習になるので、ぜひ試みて欲しい。指導教員や先輩以外があなたの研究の内容を理解するのがどれくらい難しいかを実感できるよ
- 先週から研究成果が目に見える形で増えている?
- 研究成果が目に見える形で増えていると、精神的に安心できると思う
- 実験の経過レポート、アイデア、議論メモ、ミーティングメモなど、研究活動を文章化、図化して紙、あるいは電子媒体で残しておこう。
- 夜、寝る前に不安に襲われたら、その日の研究成果を目で読んだら安心できる「少なくとも、今日はこれだけは進んだ」と。もし、目に見える形で残していないと、不安に押しつぶされてしまうかもしれない
- 研究の進捗状況を先輩や先生に週に一度は報告できている?
- 卒業研究・修士研究は努力が評価対象なので、まじめにやっていることをアピールしないといけない
- もし、進捗状況を報告することが面倒に思いはじめたら、要注意!!!悪循環への道が始まったのかしれない。早急に素直に指導教員や先輩と相談して、面倒に思う理由をつぶそう!
- 進捗報告は、指導教員や先輩を安心させるという面にも目を向けよう。
- 論文やデータのバックアップは大丈夫?
- 毎日一度バックアップをとろう!
- データロスを研究の遅れの正当な理由として認めてくれる教員は少ない
- 今日の自分よりも明日の自分は成長できると信じられる?
- もし、信じられないなら、ちょっと誰かに励ましてもらおう
- 自分の研究成果を見直してみて、4月のあなただったらこんなに研究できなかったよ。
もし、調子がよくないなぁと思ったら、躊躇なく大学のカウンセラーに相談を。何も問題ないとしても、高々、30分おしゃべりするだけなんだから、悪影響は何もないよ。大学にいる間に一度はカウンセリングを体験してみるつもりで、お気軽にね。
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