恋人の遺体を調理して食べた料理人、終身刑に
[ロンドン 20日 ロイター] 英国の裁判所は20日、恋人を殺害し、遺体の一部をハーブとオリーブオイルで調理して食べた罪で、料理人の男に終身刑判決を下した。仮釈放までには少なくとも30年が必要。
裁判を担当したジェームズ・スチュワート判事は、アンソニー・モーリー被告(36)の犯行について、これまで扱ってきた事件の中で最も残忍な殺人の1つだと指摘。プレス・アソシエーション(PA)によると、同判事は被告が「被害者ののどを切って刺し殺しただけでなく、遺体を切り刻んで調理し、その一部を食べた」としている。
裁判所によると、男性同性愛者のコンテストで優勝したこともあるモーリー被告は4月、交際相手だったダミアン・オールドフィールドさん(33)を殺害。被告宅の台所のまな板の上からは、調理された人肉6片が発見されたほか、ごみ袋の中から見つかった肉片には、かんだ跡もあったという。
© Thomson Reuters 2008 All rights reserved.