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妊婦死亡:「国こそ反省を」石原都知事が厚労相に反論

定例会見で厚生労働省の対応を批判する東京都の石原慎太郎知事=都庁で
定例会見で厚生労働省の対応を批判する東京都の石原慎太郎知事=都庁で

 都立墨東病院などの搬送拒否問題で、東京都の石原慎太郎知事は24日、都の対応を批判した舛添要一厚生労働相の発言について「厚労省の医療行政が間違ってきて、お医者さんがこういう体たらくになった。こういう事態を作ったのは国じゃないですか。反省してもらいたいのは厚労省で、担当の大臣様だね」と反論した。

 石原知事は死亡した女性(36)のケースについて「これは医療事故じゃない。それだったら国に報告する責任があるが、(最終的に)ER(救急救命室)で処置している。お産というのは非常に危険な作業で、今度の場合はレアケースだった。そういう事態を踏まえてものを言ってもらいたい」と発言。そのうえで舛添厚労相を「年金の問題でも大見え切るけどいつも空振りする。もっと頭を冷やしてものを言ってもらいたい」と批判した。【須山勉】

毎日新聞 2008年10月24日 20時29分(最終更新 10月24日 20時35分)

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