NHKは24日、6〜7月に放送した土曜ドラマ「監査法人」(名古屋放送局制作)の一部の映像が、「アニメーション等の映像手法に関するガイドライン」の基準を超えていたと発表した。7月5、12、19日の放送で、記者会見でカメラのフラッシュが点滅する場面があり、5カ所、計約11秒間、基準を超えた。
今月20〜22日に再放送する際、番組中の光の点滅を測定する装置で調べた結果、わかった。今のところ、視聴者に健康被害があったとの連絡はないという。再放送では問題の場面を修整して放送した。NHK広報部は「ガイドラインの内容について周知徹底を図り、再発防止に努める。あわせて、光の点滅を測定する装置の配備を増やしたい」としている。