- 2008年10月21日 15:12
- オークションニュース
ネットオークションには要注意。
と言っても、買う人だけの話ではありません。
売る人だって要注意なのです。
最低価格を設定し忘れたために、大事なヨットを二束三文で手放すことになってしまったニュースがありましたのでご紹介します。
このヨットのオーナーは、6メートルのヨットを1万ポンド(約180万円)くらいで売るつもりだったようですが、なんと最低価格の入力を忘れてしまい、ヨットは20ポンド(約3600円)足らずで落札されてしまいました。
あわてたオーナーはオークションそのものをキャンセルしようとしたのですが、ドイツの落札者が裁判に訴え出たのです。
そしてオーナーにとって不幸なことに、裁判の判決は売買の成立を認め、取引を完了させることを命じたのです。
インターネットの売買でも、スタンダードなビジネスの法律が適用されるとのことだそうです。
200万円相当のものが4000円未満になってしまうことを思うと、してはいけないミスというのがあるというのを、まざまざと見せつけられた気がします。
個人でも気軽に売買できるのがネットオークションの良いところですが、特に高額商品を扱う場合は、素人の甘さは通用しないことを念頭に置く必要がありそうです。
自己責任とはいえ、ヨットの元所有者の心中を察すると、さすがに同情してしまいますね。
Ananova - Luxury yacht goes for £20 after auction gaffeより
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