2008年10月24日(金)
薬間違い、一時心肺停止 県立中央病院で医療ミス
県立中央病院で、手術した女性患者に違う種類の鎮痛剤を投与する医療ミスがあり、女性患者が一時、心肺停止状態となっていたことが分かった。同病院が24日夜、会見して明らかにした。
病院の会見によると、一時、心肺停止状態となったのは急性虫垂炎で入院し手術を受けた県内に住む50代の女性。女性は手術翌日の今月15日、専修医が鎮痛剤を点滴で投与した際、誤って本来使うべきものとは違う種類の鎮痛剤を投与された。女性は間もなく心肺停止状態に陥り、医師の対処で蘇生したが意識不明状態が続いていて、脳機能障害などの後遺症が残る可能性があるという。
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