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ネットカフェで出産した母親を起訴/横浜地裁
- 社会
- 2008/10/24
横浜駅西口のインターネットカフェのトイレで利用客が子供を出産して遺棄した事件で、横浜地検は二十三日、保護責任者遺棄罪で、住所不定、無職大崎薫容疑者(30)を起訴した。
起訴状などによると、大崎被告は九月二十九日午後八時ごろ、横浜市神奈川区鶴屋町二丁目のインターネットカフェ店内の女性トイレ個室で男児を出産したが、養育する意思がないため遺棄しようと考え、男児をトイレのゴミ箱用ビニール袋に入れ、洗面台下収納棚に置き去りにして立ち去った。
県警などのこれまでの調べに対し、大崎被告は「お金がなく育てられないと思った」などと供述していた。同地検の中井国緒次席検事は「被告の供述や生活状況などから、遺棄する意思があったと判断した」と起訴理由を説明した。
掃除のためトイレに入った女性従業員が床などに血の跡を見つけ、収納棚の戸を開けて男児を発見。男児は命に別条はないという。
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