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2008/10/24 17:45 KST
SKエナジーQ3営業益75%増、輸出企業2位に


【ソウル24日聯合】SKエナジーが第3四半期に四半期ベースで過去最高の輸出実績を達成し、7000億ウォンを超える営業利益を上げた。

 SKエナジーは24日、売上高14兆3162億ウォン(約9550億円)、営業利益7330億ウォン、当期純利益4718億ウォンとする第3四半期業績を発表した。前年同期と比べると売上高は115%、営業利益は75%それぞれ増加した。当期純利益は約40%増えたものの、最近のウォン安による大規模為替差損で前四半期に比べるとやや減少した。

 同社は売上高急増の理由について、6月に稼動を開始した新規の高度化設備や輸出地域多角化など、強力な輸出ドライブ政策で輸出が増加したためと分析した。実際に、第3四半期は石油、化学、潤滑油、石油開発事業などで前年同期の3兆5000億ウォンより2.5倍以上多い9兆1000億ウォン以上の輸出実績を記録している。

 年初から第3四半期までの累積輸出額は21兆ウォンで、国内企業のうちサムスン電子に次ぐ2番手で年間輸出額20兆ウォンを突破した。現代自動車やLG電子などを抜き、国内輸出企業2位に躍り出た。輸出好調に伴い第3四半期の売上高に占める輸出の割合は前四半期(58%)を上回る64%となった。

 事業部門別にみると、石油開発事業では営業利益1264億ウォンを計上し、四半期ベースで初めて1000億ウォンを突破した。潤滑油事業では売上高が前年同期比118%増の5891億ウォン、営業利益が68%増の676億ウォンを記録した。化学事業部門では原油高による原材料価格の上昇で売上高が前年同期比74.7%増の3兆2887億ウォンを計上したのに対し、営業利益は755億ウォンで36.0%減少した。