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麻生首相:李・韓国大統領と会談 日韓シャトル外交継続を確認

 【北京・高塚保】麻生太郎首相は24日午前、北京市内のホテルで韓国の李明博(イミョンバク)大統領と約40分間、初めて会談した。首脳同士が往来するシャトル首脳外交を継続することを確認し、電話協議を必要に応じて行うことで合意した。金融・経済情勢でも日韓の緊密な連携の重要性で一致した。北朝鮮の核問題では6カ国協議で連携することを確認したほか、麻生首相は拉致問題の解決に向けて韓国の協力を要請した。

 李大統領は会談で、麻生首相の訪韓を要請したが、首相は謝意を示すにとどめた。麻生首相は年内に日中韓の首脳会談を日本で行うことを提案し、李大統領は開催を支持した。

 日本の新学習指導要領解説書に竹島(韓国名・独島)が明記されたことで両国関係は一時悪化したが、今回この問題は取り上げず、首脳間の信頼関係の構築を優先した。

毎日新聞 2008年10月24日 東京夕刊

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