Jリーグの専務理事就任が決まり、あいさつするJ1新潟の中野幸夫社長=21日午後、東京都文京区
Jリーグは21日の理事会で、空席だった専務理事に1部(J1)新潟の中野幸夫社長(53)を選んだ。任期は来年1月1日から2010年6月末まで。中野氏は「新潟での経験を生かし、リーグ発展に全力を尽くしたい」と意気込みを語った。新潟の社長は12月で退任する。
中野氏は新潟の設立時からクラブ運営に携わり、専務やゼネラルマネジャーを歴任。地域に根差した人気クラブに育てるとともにJ1への昇格と定着に尽力し、ことし7月にはJリーグの理事に就任した。
Jリーグは前任の犬飼基昭氏が日本サッカー協会会長に就任して以降、専務理事が不在だった。