学校側“パンの早食い競争”認める
千葉・船橋市の小学校で男子児童が給食のパンをのどに詰まらせて死亡した事故で、学校側が早食い競争のようなことが起きていた事実を認めた。
この事故は先週、船橋市立峰台小学校で6年の男子児童が直径約10センチのパンをのどに詰まらせて死亡したもの。学校側はこれまで「早食い競争のようなことはなかった」と説明していたが、遺族によると、学校側は23日、早食い競争のようなことがあったと認めたという。
児童の父親は「周りの何人かが、『俺は前に3秒で食べたことがあるよ』とか話があって、『じゃあ俺だってやってやる』と。本当のことが聞けただけで良かったんで、誰の責任とかじゃない」と話している。
学校側は「事故の時の状況があいまいだったので言えなかった」と釈明したということで、24日の保護者会で詳しい状況を説明する方針。