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ページ更新時間:2008年10月23日(木) 21時11分

給食パン窒息死、学校側「競争」認める

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 千葉県で、小学6年生の男の子が窒息死した問題で、学校側が両親に対し、食べるスピードを競い合うような状況があった事実を初めて認めました。
 「正直ほっとした・・・」(三橋隆憲くんの父)

 この問題は、今月17日、千葉県船橋市の小学校で 小学6年の三橋隆憲くんが給食のパンをのどに詰まらせ、窒息死したものです。

 「(競争のようなことは?)そんなことはありません」(峰台小学校 末永啓二 校長)

 これまで、学校側は三橋くんが1人で、パンを一気にほおばったもので、早食い競争のような事実はなかったと説明していました。

 しかし、23日夕方、教頭らが自宅を訪れ、事故の直前、パンを食べるスピードを競うような状況があった事実を初めて認めました。

 「『3秒で食べられるか』とか、『前はおれが食べたことある』とか、そういうことで盛り上がっちゃって、『じゃあ、おれがやってみようか』となって、無理やりやらされたとか、そういうことじゃなくて良かったなって」(三橋隆憲くんの父)

 これまで、こうした事実を認めていなかったことについて学校側は、「事実関係があいまいだったため、説明できなかった」と話しました。

 両親は、「本当のことを知って、気持ちが楽になった。救急措置については、学校はできる限りのことをしてくれたと思う」と話しています。(23日20:33)

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