雑誌『週刊モーニング』(講談社)で連載中の漫画『社長 島耕作』の主人公である島社長から、作品で進行中の『初芝五洋ホールディングス社名変更プロジェクト』に読者の参加を呼びかけるという“緊急特命”が、23日(木)発売の同誌にて発表された。読者は新たな社名を考えて応募し、採用されれば劇中で使用されるほか、副賞として賞金100万円が授与されるという。
5月に都内で行われた島耕作・社長就任式の様子
同作では、島が長年務めてきた初芝電産と、五洋電機が経営統合され、持株会社として初芝五洋ホールディングスが設立され、5月に島がその初代社長に就任した。今回、海外市場に向けたブランド力の強化のために、初芝五洋ホールディングスから新社名を決めることになった。
新社名には、3つの条件があり、(1)世界中で愛され、発音しやすい英語表記であること、(2)覚えやすく、略しやすくて短い (3)企業の持つべき信念が込められたメッセージがあること、以上の3条件を満たした社名が求められている。
企業間のM&A合戦など、常に最新の社会情勢を作中に取り入れてきた『島耕作』シリーズ。作者の弘兼憲史氏が勤務していたことで知られる『松下電器産業』が今年、ブランドイメージの統一のため『パナソニック』に会社名を変更するなど、海外戦略のために社名を変える企業もある中、島社長も社名変更を決断。「ブランド名は企業の看板であり、声であり、顔となるものです『シンクグローバル』を合言葉に生まれ変わる我々にとって、最高の武器となるブランド名をつけてください!」と読者に呼び掛けている。
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