2008年 10月 23日 |
|
|
来年は「丑」 干支の香合 窯出し
|
△▼ |
来年の干支「丑」をモチーフにしたお香を入れる器、香合の窯出しが23日朝、倉敷市の天神窯で行われました。窯出しされたのは天神窯の岡本篤さんが手がけた来年の干支「丑」の香合150個です。天神窯では岡本さんの父親、欣三さんの代から毎年、干支にちなんだ香合を作っていて、今年で61作目です。完成した香合は長さ9a、高さ5.5aで、制作にあたって岡山県内数か所の牧場を訪れ、牛のしぐさや特徴を観察したということです。岡本さんは年内に500個の香合を窯出しする予定で、24日からは窯出しされたものを天神窯で展示することにしています。
|
|
|
下水処理場建設めぐり反対住民が監査請求
|
▲▼ |
香川県三木町にある住民の憩いの施設の敷地内に、下水処理場の建設が計画されている問題で、23日、反対住民らが、事業の見直しを求める監査請求を行いました。監査請求を行ったのは、地元住民でつくるウォーキングセンターを守る会のメンバーなど7人です。23日、三木町役場を訪れ、町の監査委員に請求書を手渡しました。この問題は、三木町が建設を計画している下水処理場の予定地が、今年7月に急きょ、住民の憩いの場となっているウォーキングセンターの駐車場などに変更されたものです。住民の訴えでは、この土地は、教育施設の建設を条件に、住民が町と覚書を交わして譲ったもので何の了解もなく、下水処理場を建設するのは違法などとしています。三木町の石原町長は、「請求内容を承知していないので、現段階でコメントのしようがありません」としています。
|
|
|
全国学力テスト結果を岡山県が分析
|
▲▼ |
今年4月の全国学力テストで全国平均を下回ったことを受け、岡山県教育委員会は現場の教師に今後の対策を説明する会議を開きました。この説明会は岡山県教育委員会が開いたもので県内の小中学校の教諭約600人が出席しました。今年4月、全国の小学6年生と中学3年生を対象に国語と算数・数学の2教科の学力テストが行われました。岡山県では588校で約3万5700人が参加し、「知識に関する問題」と「活用に関する問題」のいずれも全国平均より、低い正答率でした。説明会では、教諭同士で生徒の学力について情報交換することや学校ごとに授業内容の検証を行うことが必要と話していました。教育委員会は今後、各学校の公開授業を増やしたり、成績や学習状況などをデータベース化して情報の共有化を図りたいとしています。
|
|
|
大正、昭和、そして未来の讃岐うどんが披露
|
▲▼ |
坂出市の製粉会社が会社に残る記録をもとに大正、昭和、そして未来の讃岐うどんを完成させ、23日、披露しました。披露した3種類の讃岐うどんは大正12年、昭和36年、そして7年後の2015年のものです。坂出市の製粉会社が石うすで挽くなど当時の製法を再現してつくりました。会社に残る生産工程の記録の中で最も古いものが大正12年、昭和36年はこれまで県産小麦が最も多く収穫された年を記念して選んだといういことです。一方、2015年のうどんは高級志向がより高まると予想されることから県産小麦、さぬきの夢2000とオーストラリア産小麦を融合させた、最高級の小麦粉が使われています。このうどんは来月3日、坂出市の吉原食糧で行われるうどんの歴史を振り返るイベントで一杯100円で試食できます。
|
|
|
岡山県内の銭湯値上げへ
|
▲▼ |
燃料費の高騰などで深刻な経営難に陥っているとして岡山県の銭湯の入浴料が、今月31日から値上げされることになりました。大人では30円の値上げです。値上げされるのは県内に38ある銭湯の入浴料です。今月31日から大人1人380円の入浴料が30円値上げされ410円になるほか、小学生以下も10円値上げされます。入浴料の値上げは2年9ヵ月ぶりで、中四国では最も高くなります。銭湯の経営者で作る組合では、燃料費の高騰などで深刻な経営難に陥っているとして70円の値上げを県に申請していました。
|
|
|
黄ニラばら寿司PRで特製おけを市長へ贈呈
|
▲▼ |
全国一のシェアを誇る岡山の「黄ニラ」。その黄ニラを使ったばら寿司をPRしようと23日、岡山市に特製のおけが贈られました。23日、黄ニラの生産農家など8人が岡山市役所を訪れ、高谷市長に黄ニラばら寿司をPRする特製のおけを手渡しました。そして市長にばら寿司を試食してもらいPRに協力を求めました。岡山市の玉柏・牟佐地区は全国シェア8割を占める黄ニラの産地です。黄ニラばら寿司は生産農家が黄ニラの消費拡大を目指して考案したもので現在、県内19の飲食店で販売しています。岡山市では特製のおけを市役所のロビーに展示し、黄ニラばら寿司のPRに協力することにしています。
|
|
|
飲酒による事故の発生率ランキング
|
▲▼ |
岡山県警は飲酒運転による事故の発生率や酒気帯びの違反者数を市町村ごとに集計しランク付けしました。ワースト上位は県北部が占める結果となりました。これは飲酒運転の罰則を強化した改正道路交通法の施行から1年が経ったことを受け、岡山県警がまとめたものです。人身事故の中で飲酒運転による事故が占める割合や酒気帯びの違反者数など飲酒運転に関する3つの項目について集計しました。その結果、総合でワースト1位は美作市、2位が吉備中央町、3位が高梁市と県北部の市と町が上位を占めました。岡山県警のよりますと、県北部では電車やバスなどの公共交通機関の便数が少ないことやドライバーの飲酒運転に対する意識が低いことが原因ではないかと分析しています。
|
|
|
ドライバー対象の交通安全教室
|
▲▽ |
運転技術の向上を図ろうと仕事で車を運転するドライバーを対象にした交通安全教室が23日、岡山市で開かれました。この教室は車を5台以上所有する会社でつくる協議会が毎年、開いているもので仕事で車を運転するドライバー約60人が参加しました。教室では社有車や自家用車を使って急ハンドルや急ブレーキなどの危険な運転を体験しました。また酒に酔ったときの視界を疑似体験できるゴーグルを着用して電動車イスを運転し、飲酒運転の危険さを身をもって感じていました。岡山県警によりますと今月に入り県内の死亡事故は9件と去年の7件をすでに上回っています。
|
 |