岡山放送局

2008年10月23日 18時44分更新

小学生が博物館を訪問


ふだん、博物館を訪れる機会が少ない子どもたちにも郷土の文化財に触れてもらおうと、鏡野町の小学生たちが23日、岡山県立博物館を見学しました。

岡山市の県立博物館を訪れたのは、鏡野町にある2つの小学校の5・6年生46人で、博物館に着くと、さっそく学芸員が館内を案内していきました。

子どもたちは展示室を順番にめぐり、岡山県内で出土した埴輪や銅鐸などの展示品の前では、学芸員がどの年代のものであるかや、文化財についている模様の特徴などについて説明していました。

そして、一般には公開されていない博物館のエリアへと案内され、仏像など大きな展示品を運ぶことができる巨大なエレベーターに乗って地下室へ行くと、文化財を殺菌したり、煙を使って虫がつかないように薫蒸したりする部屋も見学しました。

このあと、子どもたちは印象に残った展示品のところへふたたび足を運んで、記念にスケッチなどをしながら見学していました。

参加した子どもの1人は「ふだん見ることが出来ない珍しいものをいっぱい見られてとても楽しかったです」と話していました。