中央環状線のトンネル貫通 首都高の渋滞、半減と期待首都高速道路の中央環状線の一部となる新宿-渋谷間のトンネルがこのほど貫通した。地下最大50メートルで建設が進んでおり、今後、舗装などを終えて2009年度中に開通する予定だ。 これによって東名高速から首都高3号線を通って渋谷で中央環状線に入り、常磐道や東北道に抜けることも可能に。中央環状線の内側にある都心環状線に入る通過交通が減ることで、首都高の渋滞が半減すると期待されている。 新宿-渋谷間の4・3キロは、07年12月に開通した池袋-新宿間と同じで全体がトンネル構造。工事には直径約13メートル、重さ約2000トンある日本最大級の掘削機も使われた。この掘削機は06年8月から約2年かけ、前面に取り付けた鋼鉄製カッターを回転させて1日3-4メートルを掘り進み、内回りと外回りの2本のトンネルを完成させた。 中央環状線は全長47キロ。13年度に渋谷以南(9・4キロ)も開通し、完成する予定だ。
【共同通信】
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