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ANA副操縦士が酒気帯び 那覇−羽田便1時間半遅れる

2008年10月23日

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 乗務前の検査で副操縦士(38)から社内規定を上回るアルコール分が検出されたため、22日の那覇発羽田行き全日空120便の出発が1時間半遅れていたことがわかった。全日空によると、規定ではアルコール分が呼気1リットルあたり0.1ミリグラムを上回ると乗務できないが、副操縦士からは0.32ミリグラムが検出されたという。

 この便は午前8時5分に那覇を出発予定だった。出発50分前の検査で酒気が検出されたため、出発を見合わせた。空港に交代要員がいなかったため、その後も5〜10分ごとに検査。午前9時過ぎに規定値以下に下がったので、副操縦士を含む乗員14人、乗客405人を乗せて出発した。乗客には「乗員の体調不良のため」と説明したという。

 副操縦士は、前夜に同じ便の機長と那覇市内で飲食し、ビールをジョッキ1杯、泡盛2合を飲んだ。乗務前12時間以内の飲酒を禁じた社内規定があるため、午後8時に切り上げたと話しているという。

 全日空広報室は「多くのお客様が搭乗しており、ご迷惑をかけて申し訳ない」とコメントした。

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