2008年10月24日 (金曜日)

朝ドラとホクロ

実は、私は、NHKの朝ドラが大好きです。http://www3.nhk.or.jp/asadora/

現在放送している「だんだん」も熱心に見ています。なんせ、ワタクシの第2の故郷・京都が舞台になってますさかいに。

ヒロインがマナカナ(三倉茉奈 三倉佳奈)。島根の“めぐみ”と京都の“のぞみ”という離ればなれに育てられた双子の設定。

めぐみが島根の高校生でミュージシャンを夢見てストリートで歌っている役柄なのだが、きちんとギターをマスターしているのに感心した。音だけ別の人のを流して、ギターを弾いてる「フリ」をするドラマを見るとガッカリするけど、三倉茉奈は、Bm7というセーハコード(指一本でいっぺんに抑えるコード)をきちんと弾いている。

なんとなく、そんな細かい「役作り」からも、今回の朝ドラには好感を持って毎日見ている。

 

でもね、

放送である朝8時15分は、お参りに出掛けるので見れない・・・

昼12時45分の再放送も見れない・・・・

そうなると、夜7時30分からのBSでの再放送がある。でも、夜は見忘れる。

なので、僕は、さらに早い、朝7時45分からのBSを見る。

しかし、この7時45分からの放送も見れなくなってきた。最近、お参りのスケジュールの関係で、朝ウチを出る時間が早くなっているからだ。

と思ったら、

BSハイビジョンでは、さらに早く、朝7時30分から放送しているのを知った。これだと、見終わっても7時45分。お参りのスケジュールにも影響が少ないし、おまけに、ハイビジョンなので、ドラマの背景になっている島根県の景色も美しい。

NHKさん、もっと早くてもイイゾぉ♪

 

ところが、ハイビジョン画像は鮮明すぎて、見えすぎる(気づいてしまう)部分もある。

それは、島根のめぐみのお母さん役の“鈴木砂羽”の首もとである。その首には、5つくらいの数のホクロがあるのである。

 いや、ハイビジョンでなくても確認できるのだが、ハイビジョンでクッキリと見て初めて気づいた。いやいや、ホントに、首にあるホクロが気になる。一回気にしちゃいだすと、毎回、鈴木砂羽が出てくるたびに、首もとに目がいってしまい、ホクロを数えてしまう。

そういう僕も、ホクロが異常に多い。っていうか、ホクロだらけだ。

顔から、上半身に集中している。

昔からこんなにあったっけ???

たまにウチにやってくる甥っ子にも、

「オジチャンのホクロ数えよう・・・いぃぃち、にぃぃぃ~~、さぁぁん~~、しぃぃぃ~~~・・・」

 

「数えるなぁぁぁぁ!!!!!」

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2008年10月22日 (水曜日)

鏡の前の自分

ウチのお寺で隔週火曜日に開講している「フラダンス教室」。
檀家さんのばあちゃんや奥さま達が参加して楽しくレッスンをしている。
残念ながらレッスンは午前中なので、ワタシは参加していない。
 
で、講師の先生から、
「練習の上達には全身が映る鏡で自分自身の振り付けとか踊る姿を見ながらしたほうがいい」
と提案され、ワタクシ住職の采配で、でっかい鏡を購入した。
 
でもこの鏡、「ガラス製」じゃなくて「フィルム製」なんですよ。表面を触るとふにゃふにゃしていて不思議な感じ。フィルムだからデカくても軽い。キャスターをつけて楽々移動♪  
自分の振り付けを先生のお手本と一緒に確認できる!と参加してる皆さんにも大変喜ばれている。
やはり、自分の姿を映す鏡は必要なんですねぇ。
  
で、
今朝のこと。
朝風呂から上がり、部屋に戻る途中に、ホールに置いてあるその鏡が目に入った。思わずパンツ一丁で鏡の前に立ってみた。なぜかできもしない「フラダンス」のマネをしてクネクネ踊る(←誰にも見せられない場面だ…)。
そのとき、鏡に映る全身の自分(ちなみに半裸…)を紛れもなく見てしまった。
愕然。
ブザマだ。
あまりにも酷い。
なんだこの体型は。
気づくのが遅すぎた。
いやいや、気づいてはいたんだ。
けど、こんなふうに全身をマジマジと確認したことはなかった。
自分がこうだろうと思う自分よりも数段デブだった…
あぁ。
鏡が自分のブザマな体を映し出す。
鏡はコワイなぁ。
  
  
こじつけてしまうが、
仏教も「教え」という名の鏡である。
教えという鏡に照らされ、気づかなかった自分の本性があらわになる。
やっぱり
鏡は必要ですね。

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富士山知らず

おはようございます。


さっき、
カーラジオを聴いていたら「富士山」の話題が。


唐突だが、

僕は
まともに“富士山”を見たことがない。

いや、正確に言うと、
飛行機の中から、遥か遠く雲海の上にプリンのようにアタマを出している富士山なら、今まで何度も見ている。

しかし
例えば
銭湯の壁絵のような、
或いは
浮世絵のような
ド迫力で美しい
地上からの富士山は今まで見たことがないのではないか?
って事に気づいてしまった。

新幹線に乗ったときも
昔、友人と東名高速に乗ったときも、
“雲霧”に遮られて
「その姿」は眼前に現れてくれなかった。

39歳にもなるのに、
今まで海外も国内もそれなりにアチコチ行ったはずなのに、
地上からの富士山をまともに見た記憶がない……
これは衝撃的な気づきだった。


フジヤマ〜〜ゲイシャ〜〜〜

そう言えば、芸者も知らんわ……

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2008年10月21日 (火曜日)

CDに返事

CDに返事

近隣寺院の「報恩講」が続いています。毎日お寺への移動で運転ばかりしてます。
今日は距離が離れた2つのお寺の報恩講が重なる日。

移動の車内ではCDを聴きながら。

CDの“竹内まりや”が唄う。


♪♪足りないもの数えるくらいなら
足りてるもの数えてごらんよ♪♪


ヘ〜イ。

ハンドルを握りながらCDに返事をしてしまう(^.^)

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2008年10月20日 (月曜日)

やっぱりみんな独り

昨晩、
京都の友人から電話がかかってきた。
久しぶりに近況を話したり、バカを言い合いながら、やがて電話を切った。

友人との会話の余韻を味わいながら、ホンワカしてきた。嬉しかった。

でも、
しみじみと
淋しさも込み上げてきた。

人生の中で、ほんの短い学生時代を共に過ごし、
その後それぞれの「道」をひたすら歩きながら、
やがて遠くなっていた。

道はミンナでは歩けない。

アナタはアナタの道。
私は私の道を。

 

当たり前だが、
やっぱり
みんな独りだ。

 

なんかセンチになってしまうのは秋のせいかしら?ウフッ♪

朝から
雪虫が舞っているよ。

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2008年10月18日 (土曜日)

死臭…

「誰にも迷惑かけないで生きる」なんて、有り得ない妄想なのだ。

繋がり・関わり合いの中に存在してるんだから、
むしろ
「迷惑かけてばかりの自分、お世話になってばかりの自分だったなぁ」
という一点に気付かないとダメだ。卑下ではなく事実として…。

例えば
人は生命活動を終えると(つまり亡くなると)、その亡骸は一気に腐敗へと向かう。

死臭…

その「臭い」ひとつを考えてみても、亡くなってしまった後のことまで、自分でどうにかなるものではない。残された「誰か」に、自分の「亡骸の始末」をお任せしていかなきゃならない。

僕が幼い頃、祖母が亡くなった。その遠い記憶の中に、祖母の遺体が安置された座敷内に漂っていた「ものすごい臭い」がある。
今は、ドライアイスやら葬儀社さんの技術で、なるべくその「臭い」は最低限まで抑えられているように感じる。

しかし、
今日の自宅での葬儀は……。

私より先に亡くなった方を「美化」して、「命を学ばせていただく」のではない。
私たちは
いつか、必ず、もれなく死ぬ。
そして
場合によっては
ものすごい死臭を漂わせるかもしれない。

今生きている、その裏側にはそういった「可能性」までもが含まれている。

だから、
ありがとうございました。今日の葬儀は大切な学びになりました。

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2008年10月17日 (金曜日)

みんな独り

今夜は、自宅で亡くなった状態で見つかった方のお通夜だった。
警察の検死では死後4日くらい経過してるとのこと。

同居してたバアちゃんが数年に亡くなってからは独り暮らし。近所付き合いもあまりなかったらしく、僕も実はあまり知らない方だった。


身内だけで、自宅でひっそりとお通夜が営まれることになったので、
緊張しながら僕はご自宅に向かった。
そのお宅はウチのお寺から近いので、歩いて向かった。


自宅の玄関に入った瞬間から、突然の衝撃的な事実に、集まった兄弟や親戚の皆さん驚きや悲しみがものすごく伝わってきた。

独りぼっちで誰にも知られず亡くなっていたんだな…

ご法話をしながら、なぜか涙が込み上げて仕方なかった。

お通夜が終わり、お寺までの道を歩いて帰った。

夜空を見上げながら

みんな独りなんだ…、

そんな当たり前のことが
垂直になって迫ってきた。

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2008年10月14日 (火曜日)

今度は、女座頭市

  昨日の夜、なんかさびしぃぃ~~くなって、近所の本屋に立ち読みに出掛けた。そして、ある本を見つけてしまった。

それは、もうすぐ公開になる、綾瀬はるか主演の映画『ICHI』のノベライズ本と公式本が発売されていたのでアリマス!

  

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いやぁぁ、ただでさえ「時代劇好き」の僕にとって、綾瀬はるかの「座頭市」だなんてっ!!

待ってました!ですよ、ホントに!

でも、映画公開になる10月25日は、報恩講シーズンのまっただ中で、11月3日のウチの報恩講が終わるまでは、見に行けないなぁ・・・・

と、思いながら、今日、夕食後から、『ICHI』のノベライズ本を読み始め、さっき読み終わった・・・・。

HPなどの情報で、キャスティングも分かっているから、その役の役者サンの顔を浮かべながら、「文字」の世界に没頭してしまった。

読み終わって、素直に「面白い!」と思える。

「女版の座頭市」だなんて、いったいどんなストーリーなのか、前からものすごく興味があったので、映画を見る前にストーリーが分かっちゃったけど、

やっぱり、綾瀬はるかがどんなふうに演じているのか、「殺陣(たて)」の評判もいいようだし、これらの「セリフ」をどんな風に言ってるのかなぁ・・・とか、益々見たくなってしまった。報恩講が終了したら、必ず見に行くと思います。

今まで「干物女」だったり「サイボーグ」だったりした彼女が、この時代劇としての「たたずまい」というか「雰囲気」どう見せてくれているのか。。

早くみたいぞ~~

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