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石原伸晃 国会議員の資格なし

 新銀行東京の問題融資に関して、当時秘書だった人物が関わっていたことが発覚した自民党の石原伸晃幹事長代理(51)。本人は1カ月前に、何を勘違いしたのか自民党の総裁選なんかに出馬していたが、総裁どころか、国会議員の資格もあるのか、大いに疑問だ。

 石原伸晃の元秘書が関与したのは、決算書類が改ざんされた不動産管理会社への融資。ブローカーからこの案件を持ち込まれ、伸晃に近い都議に新銀行への口利きを依頼したという。

 この問題を報じた読売新聞によると、元秘書は07年2月に事務所を辞めているが、口利きをしたときは現役の私設秘書だった。ブローカーに「改ざんしているから大丈夫」といわれ、実際、新銀行から500万円の融資が実行された。元秘書は改ざんの事実を知っていたわけだ。

「一般に、決算の改ざんと融資に因果関係が認められると、改ざんに関わった人物は詐欺罪に問われる可能性があります。それを知って融資を仲介した人物には、詐欺を幇助(ほうじよ)した嫌疑がかかります」(ビジネス法務に詳しい中島章智弁護士)

 しかも、融資されたカネは、ただのカネじゃない。新銀行には都民の税金1400億円も投入されている。これが詐欺なら、伸晃の元秘書は、都民から税金をだまし取る犯罪の片棒を担いだことになるのだ。

●政治力は父頼み

 伸晃自身の責任も重大だし、そもそも政治家としての資質には疑問符が付く。

「問題の秘書は読売の取材に、『石原議員の事務所への依頼ごとの多くは都などへの陳情』と答えていた。つまり、伸晃は周囲から都知事である父の政治力を期待され、伸晃も父頼みで陳情をこなしているということです。今回の問題だって、父が税金でつくった銀行が舞台。都知事の特別秘書や元秘書の都議も盛んに口利きしていたが、伸晃の周囲も“父親の銀行”に群がっていたわけです」(事情通)

 伸晃が総裁選に出馬した際、慎太郎知事は森喜朗元首相にバックアップを頼んだと報じられている。親離れできず、秘書は野放し。そういえば、行革相当時、「北海道の高速道路は車よりヒグマの方が多い」と発言し、鈴木宗男議員に「釈明しろ」と恫喝され半泣きになったこともある。

 早く辞めた方がいい。

(日刊ゲンダイ2008年10月20日掲載)


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