MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 政治 政局政策地方行政写真RSS feed

民主、火消しに躍起 自・民は泥仕合の様相 前田氏離党で−マルチ商法問題 (2/4ページ)

2008.10.17 01:33
このニュースのトピックス自民党

 前田氏のマルチ商法問題が大きく報じられたのは13日。マルチ商法業者関連の政治団体「ネットワークビジネス推進連盟」の議員連盟(すでに解散)には、前田氏のほか藤井裕久最高顧問、山岡賢次国対委員長、石井一副代表ら小沢氏に近い議員が名を連ねていた。

 前田氏が注目されたのは、衆院予算委員会で業界寄りとされる質問を繰り返したからで、問題が長引けば他の議員への批判が強まるのは確実だった。

 目前に迫る衆院選への悪影響を最小限にしなければならない−。

 小沢氏は13日、前田氏に電話をかけ、マルチ商法業者からの講演料返金を指示した。前田氏は18年の自宅全焼で「関係資料を焼失していた」(同氏)が、14日夜に都内の小沢氏の個人事務所で2時間にわたって事情聴取された。

 「やましいところはありません」。潔白を訴える前田氏に小沢氏は(進退は)「お前が考えることだ」と語り、15日朝に連絡してくるよう求めた。事実上、離党か議員辞職を求めたものだった。

 「代表の意向はわかっている」と周辺にこぼしていた前田氏だが、15日午後の記者会見では離党も議員辞職もしないと言い切った。

 小沢氏は、約束の15日朝に連絡してこなかった前田氏に怒り、午後11時、衆院第一議員会館の自分の部屋に呼び出した。深夜、蛍光灯がこうこうと照りつける部屋を報道陣が会館の外側から遠巻きに見守った。小沢氏と前田氏は約30分間の問答で結論を出した。

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。