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■(2)経営分析の基礎 |
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■3、健全経営のための絶対値評価 |
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@絶対値評価の必要性とは |
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日本の企業というのは 、ことのほか横並び意識が強いようです。自社が苦しい時は他社も厳しい、だから他社並みならとりあえず文句はないだろうというスタンスで経営していると、足をすくわれることがあります。 |
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A総資本経常利益率とは |
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「総資本経常利益率」は総資産(自己資本(純資産)と他人資本(負債)を合計したもの)に対する経常利益の比率で、要は会社として投入した資本に対していくらの成果(利回り)が得られたかを示します。 |
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B当座比率 |
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当座資産とは短期的な決済準備を表していますので、「当座比率」とは、右の算式からもわかる通り、流動負債に対してどの程度の決済資金が準備されているかということを示しています。 |
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C固定比率とは |
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固定資産を購入するということは、長期にわたって、資金を寝かせることを意味します。 商品仕入のために支払ったお金は商品が売れるたびに回収されるのに対して、固定資産に投下された資金は、耐用年数にわたって実にゆっくりと、のんびりと投資回収をして行くことになるからです。 「寝る子は育つ」というもの このような資産の購入を、短期借入金でまかなうべきではなく、できれば返済不要の自己資本でまかないたいところです。 固定資産に対する投資額のうち、どの程度までを自己資本でまかなっているかを示す指標が「固定比率」です。 固定比率が100%未満であるということは、自己資本ですべてまかなっていることを意味していますので、とても安心です。 |
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D自己資本比率 |
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総資本は、返済不要な自己資本と、いずれ返済しなければならない他人資本とに二分されます。 |
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