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■(1)貸借対照表を読む | |
■8、決算書を推理する楽しみ | |
@落とし穴救済ルールとは | |
貸借対照表には、判断を誤らせる落とし穴がいっぱいあり、このため貸借対照表の利用者がなるべく正しい判断が出きるように落とし穴救済ルールが工夫されています。 |
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債権は回収可能性に応じて評価され、できるだけ回収可能額に近い金額で計上されることとされています。 |
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陳腐化品や不良品については、債権と同様の評価ルールがありますが、ただの売れ残り品については、十分と呼べるだけの対策は設けられていません。 |
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低価法といって、時価が下落した場合には、その下落分を損失として処理する方法が認められています。 |
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担保提供している資産は、注記によって明らかにすることとされています。 |
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Aルールは破るものとは | |
これらのルールを類型化すると、 | |
イ、できるだけ実態を明らかにする会計処理を行うこと。 |
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となります。しかしながらこれらのルールは、ほとんどの中小企業で守られていません。 |
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Bあなたは名探偵とは | |
中小企業が作る決算書とは、不親切ではありますが、でたらめというわけではありません。 |
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イ、売掛金が買掛金と比較して異常に多くないか? |
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ロ、棚卸資産が買掛金と比較して異常に多くないか? |
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ハ、仮払金の残高が異常に多くないか? |
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