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夕張 再生へ
夕張市消防の定員回復 1年4カ月ぶり 体制維持なお課題(10/23 09:56)【夕張】夕張市消防本部・消防署で二十二日、江別市の消防学校を修了した新人三人が勤務に入り、財政再建計画が始まった昨年度、相次ぐ退職で定員の下限(三十八人)を割り込んで以来、一年四カ月ぶりに三十八人体制を回復した。今後さらに二人採用し四十人体制を目指すが、待遇悪化の中、体制維持は綱渡りの状態だ。 同計画では適正定員を四十三人、最低限必要な下限定員を三十八人と定めている。 昨年度当初は三十八人体制だったが、同計画で年収が四割削減されたことなどから、昨年六月以降、九人が退職。段階的に補充採用したが、最も少ないときには三十二人体制にまで落ち込み、時間外勤務が激増した。 今回、下限定員は回復したが、病気や資格取得講習で欠員が出る度に勤務状況の悪化は避けられない状況。 また、救急救命士は、救急車二台を二十四時間運用するのにぎりぎりの六人だけで、同消防本部は「待遇改善がないと体制維持は厳しい」と訴える。 新たに採用する二人の採用条件は、一九七三年四月二日以降に生まれた男女。履歴書などを十一月十四日までに同本部に送る。 詳しくは同本部(電)0123・53・4121へ。
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